検索窓
今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:7,859 hit

授業の前兆 ページ12

咲刃場「梶井基次郎、檸檬。得体の知れない塊が、私の心を始終押さえ付けていた──」




殺せんせー「ヌルフフフ……教師が増えると助かりますねぇ」



亜羅々木先生の授業は、とても解り易くて直ぐ人気になった。




「いやー大盛況だね亜羅々木君は……僕だったら檸檬の話だけで終わっちゃうよ」




殺せんせー「にゅ……誰ですか?」




梶井「流石は超生物!!耳が良いね……殺せんせー?っていうか十メートル位離れてるのにバレた!!」



殺せんせー「百メートル離れても聴こえますよヌルフフフ(^皿^)」



梶井「僕は梶井基次郎。亜羅々木君の上司で師だ。宜しく」



殺せんせー「あぁ成程。亜羅々木先生の上司なんですか。」



梶井「今回は様子見に来ただけだから何もしないよ。元来僕はマフィアだし暗殺者には向いてない」




赤羽「へー……あんたが亜羅々木先生の上司なんだね。」



梶井「赤羽君だっけ。亜羅々木君から噂は聞いてるよ。悪戯が得意なんだって?僕も悪戯は大好物!」




中村「変な髪型だねーオジサン」



梶井「これはお洒落!!それからオジサンじゃなくて梶井基次郎!!あと、まだ28だからオジサンでもないから」




全員(往生際が悪い……28ってアラサーなのに)



ガララッ



咲刃場「梶井さん!来てたんですね。言ってくれたら良かったのに」



梶井「ああ亜羅々木君……」



ズガァアンッ!!





咲刃場「皆さん危ない!!」





亜羅々木先生が僕等の前に覆い被さる様に立った。




だけど



亜羅々木先生の胸には




黒くて大きな棘が刺さっていた。






壊れた校舎の壁の向こうに見えたのは



見た事も無い真っ黒な獸が佇んで居た。









「……僕は芥川、暗殺を頼まれた者だ。だが其の前に貴様を排除する。亜羅々木」

残虐と殺陣→←楽しみ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (15 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
14人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ミント x他1人 | 作成日時:2016年8月8日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。