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お店の少し前にきた所で、早く行きたい気持ちが先走って父上と母上の手を離して走ってきてしまった

すぐ後から来るから大丈夫だよね。






「いらっしゃい〜」

奥から、店主らしきおばあちゃんが出てきた
とても優しそうな人だ

「こんにちは!」
「あらぁ、こんにちは。挨拶できて、良い子だねぇ
名前はなんて言うんだい?」
「煉獄Aです!」


「あら、あの煉獄家のお嬢ちゃん!通りで別嬪さんなわけだねぇ。1人で来たのかい?」
「ううん、今日は3人でお出掛けなの。
私だけ走って先に来ちゃった!・・・煉獄家って言ってたけど、私たちのこと知ってるの??」


「おやまぁ、1人で先に来たのねぇ!
おばあちゃんが一方的に知っているだけだよ」


なんか煉獄って、名家とか何とか言われてるけど、あんまりわかんないんだよね。んー


話が終わりかけたとき





「A、いけませんよ。手を離してはいけないと言ったでしょう。それに行き先が決まっているとはいえ、迷子になったら大変でしょう?」
「ごめんなさい・・・」

母上と父上が到着
怒られたあ
でもおばあちゃんが助け舟出してくれた

「まぁまぁ、Aちゃんはおばあちゃんとお話しててくれたのよねぇ。」
「そ、そうなんです母上!おばあちゃん、とっても優しいんですよ!」


でもね私に怒っててもね、母上はね、


「すみません、ご迷惑おかけしてないですか?」
「ぜんぜん、むしろお話してくれてありがたいよ」


迷惑かけたこと前提に謝るんじゃなくて、かけたかどうかを確認するの。
凄い小さい事だと思うんだけどね、私からしたら、すっごく嬉しいんだよ。




おばあちゃんもニコニコ笑ってくれてて、よかった

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プスメラウィッチ - よぴさん初めまして、続き頑張ってください。楽しみにしています(*^^*) (2021年10月30日 21時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
名無し76786号(プロフ) - 続き楽しみです! (2021年9月29日 18時) (レス) id: 9763a79721 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:よぴ | 作成日時:2021年9月14日 2時

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