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A side.
テヒョンとやり直せた。
胸に重い何かが詰まったような感覚が、
テヒョンとやり直せた事によってスッキリしていた。
年明けは忙しかった。
お互いの実家に2人で挨拶をしに行って...
すぐに日本に戻ってきた。
出版社に新年の挨拶をしに行くと
キョロキョロと辺り見回す舞ちゃんが目に入った。
ロビーで私を見つけるやダッシュで向かってきて
『ちょっと‼Aオンニ‼
なんでテテと付き合ってたって
教えてくれなかったの⁉
なんでジミンちゃんと仲良しなのぉぉぉ...
涙を拭かれる仲とか...
オンニ嫌いっ！うそ、好きっ！』
声を出して、私にしがみつきながら泣くから
朝から注目の的だよ...舞ちゃんや？
そう思って彼女の肩をポンポンしていると
ジウが出勤してきて、驚きと引き気味な表情で
『ま、舞ちゃん？
とりあえず....
今話題のお姉さんにしがみ付くのは辞めよか...w。
舞ちゃんもそんな声出して泣いてるし...
みんな見てるから...w』
『ん"...ジウオンニぃぃぃ...
まさかジウオンニもバンタンのみんなと...』
ジウにアイコンタクトで
【もう正直に言おう...】と送る。
ジウは、はぁぁぁと息を吐くと
『うん...みんなとは、
友達って...感じ...かな...』
そう答えると舞ちゃんは
さらに声を大きくして泣き始めた。
『わたしもっ....
ジミンちゃんに涙拭かれる
人生を送りたかったのにぃぃぃ...』
って訴える舞ちゃん。
『こら、舞‼
会社で大声で泣いた上、
Aさん達を困らせるんじゃない！！』
舞ちゃんの首根っこを掴み
説教したのは編集部の部長さんだった。
『新年早々、悪いね...Aさん。ジウさん。
こいつにはお灸すえておくからw。
ほら、舞。韓国研修のレポート......』
引きずられながらの舞ちゃんを見送り、
日本での生活がまた始まった。
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作者名：ナイン
| 作成日時：2019年12月3日 17時
