俺とヌナのストーリー＊TH＊ (ページ30)

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すごい形相で俺達を見て

帰っていった記者。

ヌナは俺の顔を見て

『はぁぁぁ...緊張したぁぁ...』

と胸をさすって苦笑いをした。

ヌナの手を取り、エレベーターに乗る。

『ヌナ。頬っぺた痛かったんじゃない？見せて。』

『痛かったけど...もうへっちゃらだよ？』

『可愛いヌナの頬っぺたに...待って、消毒する！』

そう言って後ろから抱きしめて

叩かれた頬っぺにポッポした。

恥ずかしがって欲しい、そう期待していたのに

『消毒...いいね、それ。』

そう呟いて優しく笑った。

え、なにそれ。

久々に心臓をギュッと握られたような感覚がした。

エレベーターから降りて

みんなが居る部屋に入ると...

みんな目が真っ赤だった。

『えっ！？やだ！？どーしたの、みんな！？』

俺の横でヌナがみんなに聞くと

『ヤー、テヒョンア～。テヒョンアぁぁぁ！』

と抱きついてきたジニヒョン。

答えになってないしw。

『ヒョン...やっぱりヌナは

ヒョンには勿体ない人です...』

そう言って泣き始めたジョングク。

ナムジュニヒョンがヌナの文章で

みんな泣いたんだよと教えてくれた。

適当に目を冷やさせて...

V liveを始めた。

まずはメンバー全員に祝ってもらって。

その1時間後にV liveでヌナと...

メンバーにも俺達の後ろに居てもらって報告した。

『アミの皆さん。1時間振りです。

今日は僕の誕生日を祝っていただき、

ありがとうございました。

この時間は...Aさんとの交際について

話していきたいと思います。....ヌナ。』

部屋の端に立っててもらったヌナを呼び、

横に座らせると

俺の顔を見て、軽く深呼吸をした後にカメラを見て

『皆さん、こんばんは。Aです。

Vさんの誕生日なのに...

突然の報告で、彼やBTSのファンの皆様には

本当に申し訳ないと思っています。』

謝罪の言葉から話し始めたヌナ。

そこから俺からヌナに告白して付き合い出した事、

記者との交換条件に乗った事などを話した。

アミ達からのコメントは気になるけど、

観ないようにした。

ユンギヒョンが

『メンバー全員、

ヌナとテヒョンがやり直す事を望んでいたんです。』

とカメラに向かい、話した。