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ヌナの手を引き小走りする。




懐かしい感覚。





思い出し笑いをするとヌナも





『なんだか懐かしいっ』





そう言って笑った。









事務所に着くと


みんなが居そうな部屋を開けていく。









ジミンとグガはダンスレッスン室かな...ビンゴ!





2人の驚いた時に出す声の後、

"ヌナだ..." と言った声が聞こえた。







ジニヒョンはボイトレ室、


ラップラインは各作業室。









俺達の後ろをメンバー達が着いてくる。






そしてパンPDの部屋に着いてノックする。






どうぞ?の声が聞こえてすぐ、ドアを開ける。





ヌナの手を引いてパンPDに言った。









『パンPD。俺とAさんが交際している事。

公表してください!』





お願いします!と頭を下げるとヌナが話し始めた。









『いきなりで申し訳ございません。

はじめまして、()と申します。

....私のせいでテヒョン君や

BTSのブランド名を下げて汚してしまった事、

深く反省しております。


許されないと思いますが...

もうテヒョン君に

嘘の熱愛報道なんてさせたくないし、

そんな記事も出させなくないんです!


...いや、違うな...。


私が...テヒョン君のそばにいたい。

ずっと私を守るために頑張ってくれた彼を知って、

すごく心が痛んだと同時に、

私にはテヒョン君しかいないって思いました。


物凄く自分勝手で、

突然来て公表してください、とか

呆れると思いますが....お願いです。

もう彼を傷付けたくないんです。

公表させていただけませんか?』









繋がれたままの手。







その手にグッと力を入れて


深くお辞儀をするヌナ。







俺もお願いします、と言って


同じくらい深くお辞儀をした。









グッと手に力を入れて...





嘘の記事だって知ってたんだ...





あと、そう言ってくれて、ありがとう、と。

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設定タグ:BTS , 防弾少年団 , テヒョン   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ナイン | 作成日時:2019年12月3日 17時

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