夏祭り:: 島之内巌流ルート★ A☆K様からのリクエスト ページ10
ハルヤ様と島之内と共に来ていた夏祭り。
ハルヤ様が行きたいところがあると言ってどこかに行ってしまったため私は島之内と行動している。
「島之内、どこか行きたいところでもある？」
「いや、特には………あ、あったな」
「どこ？一緒に行くよー」
「ああ、こっちに来てくれ」
掴まれた手。サラッと恋人繋ぎにするから不覚にもときめいてしまった。
「しｯ島之内……！？///」
「こちらの方が都合の良いときもあるだろう」
「………そ、そうだよね……」
あのときめきを返せ。 ハルヤ様に言いつけるぞ。
「なにか？」
「なにもありません」
そうして、つれてこられたところは人がほとんど、否、誰もいない静かな場所だった。
周りに木々が生い茂っているものの、夜空はよく見える。余分な光が無いため星がたくさん輝いている。
「島之内………」
こんな場所につれてきて………いったいなにがしたいの？
「Aは花火を楽しみにしていただろう？事前に調べておいたが、ここからが一番よく見える」
「……！島之内……！！」
人のことをよく観察していらっしゃる。私が花火を見たいとボソリと呟いたことを聞いてくれていたんだ。ああ、私、すごく感動！
＿＿ﾄﾞｰﾝｯ
「あ、打ち上がり始めたね」
「Aは花火が好きか？」
「うん、夏の夜空に一瞬だけ咲く花。美しいと思わない？でも、どこか儚げで………」
「Aが花火に対してどのように感じているのかは俺には関係ないことだが」
「……おい」
「Aがそんな顔で花火を見ているのを見るのはとてもいい」
「え？」
＿＿ﾄﾞｰﾝｯ
頬に手を添えられ、花火が打ち上がったと同時に口づけをされた。それは一瞬だけ咲く花火とは違ってとても長いものだった。
「……んｯ///」
深く口付けられて、舌を絡められて……………。
聞こえる水音が羞恥心を煽る。
＿＿ﾄﾞﾄﾞｰﾝｯ
花火が打ち上げられているのを知っているくせに見せようとしてくれない。むしろ、花火が上がる度に角度を変えられて、彼にしか集中できない。
「ふｯ///」
花火がクライマックスになる前に、島之内は離れてくれた。
しかし、こんなキスをされたことがない私はもうヘトヘトだ。
繋がれた銀糸がさっきの口づけを思い出させ、顔に熱が集中する。
「最後はちゃんと見ないとだな？」
「うん………でも今までのも見たかったかな//」
Fin
あと一つお待ちください。
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アロア(プロフ) - ベルナデッタさん» こちらこそリクエストありがとうございました！はい！頑張ります(*≧∀≦*) (2019年7月29日 7時) (
レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
ベルナデッタ(プロフ) - アロアさん» リクありがとうございます！トウマ&ハルヤの取り合いとヤンデレハルヤ最高でした！！これからも頑張ってください！！ (2019年7月29日 1時) (レス) id: d89a449142 (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - 床に寝転ぶ猫さん» 初めまして！！わぁぁぁ！ありがとうございます！！(*^▽^*)リクエスト了解しました〜♪♪ (2019年7月26日 20時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
床に寝転ぶ猫 - 初めまして!何時も楽しく拝見させていただいております！リクエストなのですが洞潔または島之内先生の★★お願いしますm(_ _)mたくさんリクエストあると思うので大変かと思いますがお願いしますm(_ _)m (2019年7月26日 15時) (レス) id: 52e5b5915e (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - りーあさん» 分かりました(*´∇｀*) (2019年7月21日 17時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アロア | 作成日時：2019年2月16日 16時
