三人なら:: 月浪トウマ、酒呑ハルヤ★★ ベルナデッタ様からのリクエスト ページ44
「おーい！トウマー！ハルヤー！！」
月浪トウマと酒呑ハルヤの名前を呼んだのは妖怪探偵団のメンバーであり、朱夏の生まれ変わりだという少女、Aである。
「姫っ！お呼びでしょうか」
「ハルヤ〜。やっほー！元気かな？」
「姫が元気ならば私も元気です」
跪いて紳士に言うハルヤを見てニコッと微笑むと彼の顔はほんのりと赤くなった。
「あれ？暑いの？」
「い、いえ！！」
「そう？ならいいんだけど………」
「A、おはよう」
「おはよ〜！」
ハルヤの隣にいたトウマが爽やかな笑顔で挨拶をすればAも元気な声で返した。しかもとても愛らしい笑顔つきで。
それを見て、トウマもハルヤと同じような反応をした。
「二人とも大丈夫？」
「うん。平気だよ……ただハルヤはそうじゃないみたい」
「月浪トウマ……！いつ俺が……」
「えっ！？大丈夫？」
トウマがサラッと言うものだから、もちろんAは信じてしまった。それにハルヤは怒り、掴みかかろうとしたが愛しの姫の心配がありその心も落ちついた。
「………姫。きっと姫が介抱してくださるなら私の体調もよくなるでしょう」
「やっぱり具合が悪いんだね！？」
わざとらしく顔を歪めていかにも『体調が悪い』アピールをしている。心優しいAは演技だなんて思わない。
「なにをすればいいのかな……？」
「私の近くに」
ハルヤに言われた通り近くに行くと、彼はAの手を優しくとり、一本一本確かめるようになぞってから自らの指を絡めた。
「ハルヤ？」
「やはりあなたは美しいですね」
苦しそうにしていたはずのハルヤだったが、彼女を抱き寄せ、すっぽりとおさまったAの背中を指でツーッとなぞる。さらに、本の背表紙を撫ぜるように首に触れ、耳にフーッと息を吹きかければ「はぅ//」と甘い声が漏れた。
それに気をよくしたのか、耳朶にチュッと軽いキスを落とし、押し倒そうとしたがそこでトウマに止められた。
「酒呑君。なにをしようとしてるの？」
「へぇ、気になる？君の年齢ならもう分かると思うんだけどなぁ？」
「は……るや…？なにしようとしてるの？」
「姫、ご安心を。痛いことはなに一つしませんよ………一瞬だけ痛いだけです」
その言葉でトウマは確信を持てた。わりと天然な彼であるが、なにせ思春期の男子だ。それなりのことは分かる。
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アロア(プロフ) - ベルナデッタさん» こちらこそリクエストありがとうございました！はい！頑張ります(*≧∀≦*) (2019年7月29日 7時) (
レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
ベルナデッタ(プロフ) - アロアさん» リクありがとうございます！トウマ&ハルヤの取り合いとヤンデレハルヤ最高でした！！これからも頑張ってください！！ (2019年7月29日 1時) (レス) id: d89a449142 (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - 床に寝転ぶ猫さん» 初めまして！！わぁぁぁ！ありがとうございます！！(*^▽^*)リクエスト了解しました〜♪♪ (2019年7月26日 20時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
床に寝転ぶ猫 - 初めまして!何時も楽しく拝見させていただいております！リクエストなのですが洞潔または島之内先生の★★お願いしますm(_ _)mたくさんリクエストあると思うので大変かと思いますがお願いしますm(_ _)m (2019年7月26日 15時) (レス) id: 52e5b5915e (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - りーあさん» 分かりました(*´∇｀*) (2019年7月21日 17時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アロア | 作成日時：2019年2月16日 16時
