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あー。机に顔伏せてるおれの頭を
小さい手がわしゃわしゃしてくる。
「やめろ、わた。海人使うな」
「キャハ=*#$⚪◽」
その手を操ってるのは
もちろん海人を抱っこしてる渉。
「とーちゃん。冷たいなー。
で、なんでみっちゃん出てったの?」
「しらねーよ。」
「ミツなんかしちゃったんじゃなーい?」
「してないわ」
「宏光くん。
朝、いきなり怒って、太輔のばかーって。
ねー、次玉ちゃんの番だよ!」
大好きな玉ちゃんに遊んでもらってる
紫耀と廉。
「ガヤさーん。食器洗ったよー。
器ここでいー?」
「うん。多分、そこ置いたといたら
ひろ片付けると思う。」
「ミツいないと何にも出来ないんだねー。
ミツ愛想尽かしたんじゃない?」
「黙れ、ってか、
傷えぐるだけなら帰れ」
「酷〜い。心配して来たのに
朝から起こされてさ、
玉ー!ミツそっち行ってないー?
って泣きそうな声で来たくせにー。
なっ宮田」
「そうですよぉー」
ぜったい面白がってんじゃん。
特に、玉森。
玉森と宮田はおれ達と同じマンションに住んでる
てか、俺らが引っ越した時に
部屋探して勝手について来たんだけど
「でも、みっちゃん玉のとこ以外に家出なんて初めてじゃない?しかも海人まで置いて」
「うー、帰ってこなかったらどーしよー」
「キングも嫁には弱いんだな。
宮田!終わったなら交代して!ほら!
あー、疲れたー。」
玉がソファでくつろぎ出す
「ほーい、次はみややが相手だそー。
ニカのところは?」
「連絡来てないって言ってたらしいよ
な、太輔?」
「あぁ、うん。」
「あっ!キタミツ義母さんに連絡したら?」
「やだよ!てか無理だよ!」
「なんでよー、ガヤさん。
義母さんと仲良しさんでしょ?」
「....義母さん。笑笑
そうだよ、しなよ。ガヤー笑」
「玉、あんま太輔のこと意地悪すんな。
これでも結構落ち込んでるんだから」
「どーゆうこと??」
「義母さん出て、宏光いますか?って?
なんかあったのかって思われるだろ。」
「あぁ、なるほど。深いな。」
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作者名:ぽぽ | 作成日時:2019年10月13日 18時