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あるふぁside
____『白猫なんか一匹もいなかったのに。』
ぞわ、と。
背筋が凍る感覚がして、その場にいた誰もが顔をひきつらせた。
なにに対しての恐怖か。
あ「あ、あま、つき。めいさんの言ってた言葉を教えて。詳しく。」
足が震える。
多分、真実を知ってしまったら。もう、逃げることは許されない。戻れない。
それでも、前に進まなければいけないのなら。
天「僕、日記書いてたから、詳しく書いてあると思うよ。」
と言って、鞄の中をごそごそと探し始める天月。
出てきたのは、『めい』と綺麗に書かれているノート。
私たち三人はそのノートを受け取り、意を決してページをめくった。
しばらくすると、白猫のことが書かれていた。
『○月◇日/今日はめいちゃんが猫を気にしていた。
言葉/「翔太くん、見て。あそこに白猫がいる。病室から見るのははじめて。」
おかしいな。白猫なんていないのに。病気の副作用だろうか。』
『○月◇日/今日もめいちゃんは猫を気にしている。
言葉/「ねえ、見て。白猫がこっちを向いた。赤い瞳…？遠くでよく見えないわ。」
なるほど。赤い瞳なのか。僕には見えないから。』
『○月◇日/めいちゃんがいつもより嬉しそうにしている。
言葉/「見てください。白猫がこっちにむかって登ってきてます。あぁ、やっぱり赤い瞳なのね。」
なにか、おかしい気がする。不穏な気が。』
『○月◇日/めいちゃんが、おかしい。ずっと笑っている。
言葉/『はじ め まし て。』
首に噛み付かれた。血が出てきた。どうしたんだろう。薬は？』
『○月◇日/めいちゃんが自.さつした。』
…そこで日記は終わっている。
みんなが緊迫した顔になる。
そして、ふと、
キ「…飲み込まれた。」
と、彼は冷静に、そして焦っているように言った。
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ぽてとぺぺっく(プロフ) - keiさん» めいちゃんは天月くんの好きな子だから透明感ある感じにしたいなと考えていました…！ありがとうございます！ (2018年5月23日 19時) (
レス) id: 2a36117059 (このIDを非表示/違反報告)
ぽてとぺぺっく(プロフ) - 猫さん» わ〜ありがとうございます！ゆっくり更新ですが頑張ります！ (2018年5月23日 19時) (レス) id: 2a36117059 (このIDを非表示/違反報告)
ぽてとぺぺっく(プロフ) - (´-ω- ` )さん» ありがとうございます励みになります…！ (2018年5月23日 19時) (レス) id: 2a36117059 (このIDを非表示/違反報告)
kei - めいちゃんいい子！！！！！！更新頑張ってください！！！！ (2018年5月19日 15時) (レス) id: 90565709b6 (このIDを非表示/違反報告)
猫 - 初めまして、1から読みました、続きが気になります！更新o(・`д・´｡)ヵ゛ﾝﾊ゛ﾚ ！ (2018年5月18日 16時) (レス) id: 48ca891eb7 (このIDを非表示/違反報告)
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