△4話 ページ6
もう喋らないでおくことにした
だって余計なことを喋ってしまいそうで怖いからだよ！
「楽しみは後にとっておくほどうまみが増す」
「ふっ…おもしれぇじゃねぇか」
「誰だ？」
「武田」
「黒田」
「伊達だ」
「……上杉です。さぁ行きましょう」
おおっ自己紹介……こりゃ…こりゃﾆﾏﾆﾏが止まらんぞ？
みやびちゃんもなんか口がオアオアしてる…
そして冷静になったのか、みやびちゃんが口を開いた
「これは一体どういうこととな…？」
確かに、これはどういうことなんだろう？
考えようとした瞬間、校内のチャイムと思われる
放送が鳴った。これより入学式らしい、ホールに集まれか…今は考えても仕方ない。私たちはホールに行くことにした
集まったけど、なんじゃこりゃ…
ここだけ異様な空気が漂ってるよ…
後ろを見ると斜めにいる織田くんと目があった
なに食べてんの…君は……
体を少し傾けて横を見ると知らない人たちばっかりで先行きが不安になってきた…
「一同、注目！」
そう女性の人が言うと、水晶から人の顔が出てきた……
もっとマシな出方無かったのかな…怖いよ…
「理事長の別府ノ守与太郎だ」
理事長なんですね、このおじいちゃん…
というかさっきからバケモノとか言われてるけど
生身どこよ、理事長さん
「血気盛んな皆様に朗報があります！戦いたくてウズウズしてるでしょ？ならば決めましょうぞ、誰がこの銀杏高校で一番強いのか！誰が天下をとるのか！」
「旗印戦、開幕！！」
ほら貝の音と共に歓声が鳴り響いた
まて、話が急すぎてついていけない…飛びに飛んでる
旗印戦？なにそれ？戦うってこと？
「旗印戦…」
『何が始まったの？』
「さぁ…分かりませぬ…一旦、教室に戻りましょう」
『そうしよっか…』
教室に到着したけど…まずは情報整理からだよなぁ…
とりあえず私はみやびちゃんのお隣に座ることにした
「旗印戦とは一体なんなのでしょうか…」
『ホントにね。なんなんだろう…？』
2人で考えていると、前の席に豊臣くんが座ってこちらを見ている。もう君に関しては頷くことしかできないよ…
武田くんが入ってきた途端に教室が静かになった
否、ピリピリとしてる。みんな標的は武田くんなのかもね…
「武田、お前上杉とサシで勝負して勝てなかったらしいじゃねぇか？」
「『川中島の戦いですね！／川中島の戦いか！』」
「2人ともｼｰｯ!!」
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夜宵ノ良(プロフ) - こえさん» ご指摘ありがとうございます！直しました…応援ありがとうございます！ (2022年10月8日 18時) (
レス) id: 271a44bab7 (このIDを非表示/違反報告)
こえ(プロフ) - すいません、34話が「菅家ありません」になってます(小声) 「関係ありません」じゃないですかね.....マジで応援してます！ (2022年10月8日 15時) (レス) @page38 id: cd8003f908 (このIDを非表示/違反報告)
夜宵ノ良(プロフ) - りんさん» わー！ご指摘ありがとうございます！さっそく直せさせていただきました…教えてくださってありがたいです！ありがとうございます、頑張ります！ (2022年9月3日 23時) (レス) id: 271a44bab7 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 突然すみません。プロローグの一番最初の文､少し『未来』の話ではないでしょうか（ｺｿｯ）私は所詮にわかですので､間違えてたらほんと申し訳ないです｡このコメントは消して頂いても構いません。密かに応援しております。ご自分のペースで頑張ってください！ (2022年9月3日 23時) (レス) id: 1d767c3347 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - なんだろう共感できる気がするような、、、頑張ってください！ (2022年9月3日 22時) (レス) @page1 id: 4439453481 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜宵ノ良 | 作成日時：2022年9月2日 1時
