△25話 ページ29
「で、俺らに何のようじゃ？」
『そうそう！卵焼き多く切りすぎちゃってさ…食べてくれない？』
「おぉ〜！美味そうだな！ホントにええのか？」
『いいよいいよ、むしろ食べて欲しい』
「ホントか？じゃ、遠慮なく…─うんまっ！毛利も食べてみろよ！桜木の卵焼き、うんめぇ！」
「うむ、いただきます。─う〜ん、うまいのぉ！絶品じゃ！」
『ぁぁぁ〜！ホント！？口にあってよかった！』
「…桜木、天才だな！」
『嬉しい〜！あ、なんか困ったことあるなら言ってよ。食べてくれたお礼に、分かることなら教えてあげるからさ！』
「うむ、じゃあ頼んではくれぬか？───」
毛利くんは分量…適量と言うべきか、それが分からなかったらしい。取り敢えず好みを聞いて、それに合うような量を提案してあげた
前田くんは…塩を大量にぶちこもうとしてたから早急に止めた。なにをしてるんだこのそろばん大好き倹約家は…
『──とまぁ、これでいい？前田くん、毛利くん』
「ひとつかみじゃなくてひとつまみ…ありがとな！勉強になった！」
「うむ、この量は覚えておこう。ありがとうのぉ、桜木」
『うん、お役に立てたようで何より！じゃあね！』
そう言って手を振ると振り返してくれた、いい子達だ。これが不良だなんて…私信じたくない！
そんなことを思っていると私は次の班を見つけた
井伊くんたちの班だ、酒井くんと榊原くんがなにやら取り合ってるけど無視しよう
あー…でも一番見た目が怖そうな井伊くんに話しかける…うーん…
「おい、何みてんだよ？」
『お？え、私？』
「お前しかいねぇだろ」
『いや、ははは…』
渋っていると井伊くんに話しかけられて動揺しちゃった
すると私に気づいたのか酒井くん榊原くんが口を開く
「あ、お前あれじゃねぇか！センコーに怒鳴られてたアホ子！」
「あ〜！アレな？チョー面白かったぜ、アホ子ぉ？」
『はぁ〜！？私はアホ子じゃないし、ちゃんとした桜木Aっていう名前があるもん！』
「まぁ、そんなプリプリ怒んなって、冗談だよ？なぁ酒井」
「そうだぜ？ア・ホ・子？」
正直ムカって来た。でもここで怒っても仕方ないことだから心を落ち着かせながら私は目的を言う
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夜宵ノ良(プロフ) - こえさん» ご指摘ありがとうございます！直しました…応援ありがとうございます！ (2022年10月8日 18時) (
レス) id: 271a44bab7 (このIDを非表示/違反報告)
こえ(プロフ) - すいません、34話が「菅家ありません」になってます(小声) 「関係ありません」じゃないですかね.....マジで応援してます！ (2022年10月8日 15時) (レス) @page38 id: cd8003f908 (このIDを非表示/違反報告)
夜宵ノ良(プロフ) - りんさん» わー！ご指摘ありがとうございます！さっそく直せさせていただきました…教えてくださってありがたいです！ありがとうございます、頑張ります！ (2022年9月3日 23時) (レス) id: 271a44bab7 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 突然すみません。プロローグの一番最初の文､少し『未来』の話ではないでしょうか（ｺｿｯ）私は所詮にわかですので､間違えてたらほんと申し訳ないです｡このコメントは消して頂いても構いません。密かに応援しております。ご自分のペースで頑張ってください！ (2022年9月3日 23時) (レス) id: 1d767c3347 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - なんだろう共感できる気がするような、、、頑張ってください！ (2022年9月3日 22時) (レス) @page1 id: 4439453481 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜宵ノ良 | 作成日時：2022年9月2日 1時
