キミ中毒ーK.Tー2

キミ中毒51 ページ1

んーとx＝5だから公式に当てはめて、




『あ、こうか』







夏休み
それは私にとって最高の期間

自分の好きなだけ、誰にも邪魔されず勉強のできる期間








ふと時計を見れば午後3時

そんなある日の日曜、なのに







いや、そんなことあるはずないよね
だって私約束なんてしてないし、向こうが勝手に言っただけだし







もしかすると、本当にもしかしてと思って
集中するため切っていた携帯の電源をつけると、








『うそでしょ』








kaitoせんぱーい、まだ?



kaitoおーい




kaito俺、待ってるよ〜







限りなく永遠に続く、彼からのメッセージ
既読なんてつける暇も無く




急いでクローゼットから適当にショーパンとオフショルを掴んで着替える







そして適当にサンダルを履いて
とりあえず、走る






・




・



・






駅までは割と近いからちょっと走ったらすぐに着く




『はぁ、はぁ』









そして、噴水の前には









『はぁったく』

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