22-THside- ページ23
Aちゃんがジミナのことを好きなのは知ってる。
何で俺がこんなことを知ってるのか……
それはAちゃんがジミナを見つめるくらい俺はAちゃんのことを見てたから。
TH(……俺は初めて一目惚れをしたんだ。)
俺とAちゃんは研修が一緒だったんだよね。
周りの女の子は研修よりも俺の事ばかり気にしてた。
でもAちゃんだけは俺に目もくれず誰よりも頑張っていた。
TH(Aちゃんと仲良くなりたい)
だけど普通に話しかけるってどうしたらいいの？
周りの女にしていた誘い方なんてしたくない。
でも、俺は女遊びをしすぎたらしい。
俺にできるのはこの容姿で女を誘って、体の関係をもつことだけだ。
だから俺は遠くから見つめることしかできなかった。
そう思ってたけど……あの日初めてAちゃんと目が合った。
出会い方は最悪だけどこのチャンスを逃したくなくてゲームをしようと誘った。
TH(この1ヶ月で俺の事を好きになってもらおう!!)
その日から好きだってアピールしてるけど中々なびいてくれない。
Aちゃんを攻略するのは難しいな。
俺はとにかくこれ以上嫌われないようにしようと決めた。
……そう決めたけど相変わらず女達は寄ってきた。
女1｢テヒョナ、早くッ、ちょうだい｣
TH｢……今日は、やめよう｣
女1｢は？｣
TH｢もう……こういうことはしない｣
女1｢今更しないって言ったところでテヒョナは普通には戻れないわよ｣
そう吐き捨てて女は出て行った。
TH｢そんなこと、俺が一番分かってんだよッ｣
Aちゃんと一緒にいてもいつもジミナのことを見つめて嬉しそうにする。
俺のことだけを見て欲しいのに。
―だから……
TH｢ジミナは美容部員のキム・ナユンちゃんと付き合ってる｣
俺がそう言った瞬間、Aちゃんは悲しそうな顔をした。
それくらい……ジミナのことが好きなんだね。
やっぱり俺って最低だ。
―それでも、俺は……
TH｢俺はAちゃんが好きだから｣
｢……嬉しくないよ｣
こう言われるのは分かってたけどやっぱり胸が痛い。
こんなのおかしいのに俺の方が泣きそうだよ。
下を向いていたら初めてご飯に誘ってもらえた。
｢キム・テヒョンの奢りだけどね笑｣
Aちゃんはそう言って笑ってくれた。
―やっぱり俺は……Aちゃんが好きだよ。
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うさたろす(プロフ) - ひおりさん» 最後まで読んで頂きありがとうございました!!そう言って頂けてとても嬉しいですT^T (2019年8月2日 20時) (
レス) id: f6504b1637 (このIDを非表示/違反報告)
ひおり(プロフ) - すっごく面白かったですよ！！！！！ (2019年7月31日 6時) (レス) id: 54b1b3a773 (このIDを非表示/違反報告)
うさたろす(プロフ) - ゆりかごさん» ありがとうございます!!頑張ります^o^ (2019年7月15日 15時) (レス) id: f6504b1637 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりかご - 頑張ってねー( *´艸｀) (2019年7月15日 12時) (レス) id: 49ff43ec91 (このIDを非表示/違反報告)
うさたろす(プロフ) - 慈雲☆ｼﾞｳﾝさん» コメントありがとうございますT^Tそんなことないですよ!!慈雲さんの作品の方が素晴らしいです!!毎日作品読んでます笑これからも地道に頑張ります^o^ (2019年6月28日 23時) (レス) id: f6504b1637 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2019年6月20日 23時
