阿部の恋人はSixTONESの紅一点5 (ページ44)

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ラウール｢うわー！俺もめっちゃキュンキュンする！｣

『でしょ？もう、本当に亮平くんの事が大好きなんだよね』

ラウール｢もっと、雑誌の取材で語ればよかったのに｣

『うーん。それはちょっと恥ずかしいし。それに…』

ラウール｢それに？｣

『…亮平くんがかっこいい所ファンの人に沢山見て欲しいけど、私だけにしか見せてくれないかっこいい所はあんまり教えたくないなって…』

ラウール｢何それ可愛いAちゃん！！｣

『しー！秘密だからねみんなには…特に亮平くんには』

ラウール｢わかった！｣

岩本｢…だってよ阿部｣

｢っ…うるさい黙ってて｣

楽屋の外で、男14人が部屋に入ることなく、ドアが空いた隙間からラウールとAちゃんの話を盗み聞きしていた。

佐久間｢A可愛いじゃん｣

松村｢声のトーンめっちゃ幸せそうだし｣

Aちゃんが、そんな事を思ってたんだなんて考えると正直俺の気持ちが爆発しそう。

なんで、そんなに可愛いの？

そんな事言われたら、にやけそうで慌ててしゃがんで顔を手で覆っちゃったじゃん。

渡辺｢阿部絶対にニヤけてるだろ｣

｢…｣

あー。今すぐにでも抱きしめてキスしたい。

深澤｢阿部ちゃんそろそろ邪魔になるから入るよ｣

扉を開けてそのまま、楽屋に入るとケロッと何事もなかったかのような顔をしているAちゃん。

ちょっとラウールはニヤけてるけど。

『おかえり。遅かったね』

｢ちょっと、話が長引いてね｣

『そうだったんだ』

ニコッと笑って俺を見上げるAちゃんの笑顔を見ながら、俺も幸せを感じ改めて実感する。

Aちゃんと付き合えて本当に良かったて。

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