阿部の恋人はSixTONESの紅一点5 (ページ28)

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結局、その日は本当にお触り禁止を突き通した。

私はその後も、仕事で私はみんなより先に楽屋を出て次の現場へ。

確かに、最近私がドラマの撮影でちょっとしか時間が作れてなかったし、なんて思いながらちょっと冷たくしすぎたかななんて反省していた。

1日の仕事が終わり、山梨さんに送ってもらい家に帰ってくると、電気が付いていて亮平くんの靴がある。

靴を脱ぎ真っ直ぐリビングへ向かうと、悲しそうな目をした亮平くんがソファに座っていた。

『亮平くん』

｢…Aちゃん｣

私の目の前に、やってくるとピタリと止まりじっと私を見つめる。

『いいよ』

なんて、手を広げると嬉しそうに私にぎゅっと抱きつく。

｢…ごめんなさい｣

『いいよ。別に怒ってないし…ただ、人に見られるのはちょっと恥ずかしいから…場所は考えて欲しいかな？』

｢うん…気をつける｣

『でも、最近忙しかったからゆっくり出来なかったもんね』

｢んっ…なんか、気がついたらAちゃんに触りたくなる｣

恥ずかしいなんて言いながら、そうやって求めりれるのは嫌じゃないむしろ嬉しい。

『ふふっ。そう言われると嬉しいな』

｢え？！じゃあ！｣

『じゃあじゃないよ…外ではダメだよ？』

｢外じゃなかったらいいってことだよね？｣

『…まぁ』

｢いっぱいちゅーさせて｣

『…いいよ』

私の許可が降りると、ちゅっちゅっと啄むキスを。

そのまま、ソファに座り少しずつ深くなっていくキス。

お触り禁止は数時間で終わりを告げました。

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