特別編 ページ17
突然始まることもある。
作者の自己満執筆の回。いーぇーい!
自己責任でどうぞ。
【憑かれてる話】
降谷さんはお疲れだ。
そして、
『…』
《……もしかして、見えてる………?》
お憑かれだ。
ヘトヘトで帰ってきた降谷さんの背中にいたのは髭をはやした若めの男の人。
え、お仕事仲間?
とか思ったのは束の間。
こやつ、足がねぇ。
もれなく地面が透けて見えてた。
膝から下がなかった。
「……どうした?」
『え!?あ、いえ……お風呂、入ります……?』
「…いや、もう寝たい……いいか?」
『もちろんです』
フラフラの降谷さんの手を引いて手際よく着替えして、ベッドに放り込んでリビングに戻れば、
《……もしかして、見えてる………?》
幽霊さんは頬をかきながらそう聞いてきた。
『……殺人事件、関わりすぎたかなぁ…』
《あー…認知、してくれるんだ……》
眉間のシワを伸ばしたりしてみるが目の前の幽霊さんがいなくなるわけもなく、
『…お茶、飲みます?』
《順応早いなぁ…君》
幽霊さんは、優しく眉を下げて笑った。
『えと…確認ですけど…』
《死んでるよ、俺》
『ですよねー』
ズズッとお茶を飲む幽霊さん。
いや、本体は飲んでないんだけど、幽霊的なお茶は飲んでるというか、なんというか、
ちょ、説明難しい。
『それで、貴方は…』
《諸伏景光》
ゼロ…降谷零の幼馴染だ。
その名前には、聞き覚えがあった。
降谷さんと共に潜入し、ノックとバレ、死んでいった男がいると。
"僕の、全てだった"
『あなたが、ヒロ……』
《懐かしいなぁ…その渾名》
もう少しつづくお。
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ユナ@前垢消えた(プロフ) - 最高すぎて一気読みしちゃったでし、、、、、更新待ってます!!!!!!! (6月25日 8時) (レス) @page26 id: 0fb864c8c1 (このIDを非表示/違反報告)
ぴかそ - 初めまして!面白くて2日で一気読みしちゃいました!!私のスマホ終わりって表示されてますけど嘘ですよね!?続きが気になりすぎてハゲそうです、、、!いつか続き見れたら嬉しいなぁ〜、、、!! (2023年4月11日 16時) (レス) @page26 id: 515339af0b (このIDを非表示/違反報告)
ミー(プロフ) - 続きが気になります!体調を崩さずに! (2022年12月23日 0時) (レス) id: 8331d59edc (このIDを非表示/違反報告)
かるぴん(プロフ) - 続きが気になり過ぎます!!続きが更新される日を心待ちにしています!! (2022年7月16日 3時) (レス) @page26 id: e2b715c702 (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - ああああもう最高です。。。😭安室さんかっこいい。。。 (2022年4月30日 8時) (レス) @page26 id: 011262e667 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヤギとポン酢 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/
作成日時:2018年9月7日 17時