君がちゃんと笑えたら。

3　詮索 ページ4

潔side

昼休み

潔「あの、光星さん、
ちょっといいかな…？」

光星さんはまた顔を歪め、笑顔に戻る。

A「いいですよ。」

國神と蜂楽をグループチャットで屋上に呼び出し、昨日のことを聞いてみようと思った。


蜂楽「あ〜！昨日の！

あれすごいね！どうやったの？
てか転校生だったんだー！」

國神「あ、昨日はどうも、ありがとうございました」

A「潔さん、このために私を呼んだんですか？」

潔「すみません、どうしても知りたくて…。」


A「あんまり詮索しないほうがいいと思いますよ。


ほら、世の中知らなくてもいいことはあるし。

それでは。」

はぐらかされた。そんなに触れてはいけないことだったのか…。




Aside

呼ばれた時点でなんとなく察しはついていたけど、まさか本当に聞いてくるなんて。

ほんと、馬鹿みたい。

私は鬼から一般人を守るだけ。
詮索されて本当のことを明かす必要はない。
もし言ったとして、かっこいい！だとかそれって人殺しと同じなんじゃないのとか言われるだけなのは私が一番わかってる。




善逸「Aちゃあああああん！

なぁんで俺と同じクラスじゃないのおおおおおお！
それにいい、今めっちゃ怖い音がする人が来てるんだよおおお！
怖い音の人のせいでええ！俺ぇ！、教室に戻れないんだよおおおお！」

うわっ、鼻水ついた、

A「善逸、落ち着いて？それと周りの人達引いてる。

一緒について行ってあげるから早く教室戻って。」





善逸「ほらぁ！いるじゃんあそこにいぃ！
髪の毛が逆立ってる人おおお！
怖いんだよおおお！

ちゃっかり俺の席すわっちゃってさ！
座れないんだよおお、」

A「どいてくださいっていえばいいじゃん…、」


キーンコーンカーンコーン

A/善逸「「あ、」」

結局昼ごはん食べれなかった…授業のときバレないように食べよう。



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※席は潔の隣です。

潔(え、今ご飯食べてる…俺が呼び出したせいかも…。申し訳ない…。)

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