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_LEO
ジョングガ？BTSの？
途端に、さっきのホソクさんの言葉が思い出された。
ひどく疲れていたソクジンさん。
不審者を気にしていたホソクさん。
いつもの車が使用できない理由。
もしや、彼女はBTSの皆さんと関係が？
サセン？
こちらが一方的に乱暴に取り押さえて怪我でもされたら、不審者側から逆に訴えられることもある。
社長に迷惑はかけたくない。
BTSの皆さんにも一応確認したい。
振り上げられたナイフが僕を狙う。
彼女の顔は…隈がひどく痩せている。
おそらく力はあまり無いはず。
そう判断して少し身体を逸らし、左手で彼女の手に当たらないように、ナイフの刃を直に跳ね除ける。
手のひらに鋭い痛みが走り、地面にナイフが転がる音がした。
素早く女性の腕を後ろ手に拘束する。
女性の膝を床につかせると、間もなく先輩が駆けつけてきた。
先「大丈夫か！？」
『問題ありません。それより、受付からちょっと確認したい事が…。』
先「いや、お前、血が…！」
ふと左手を見ると薬指の付け根から手首にかけてスパッと皮膚が切れてしまっている。
骨には届かないものの、絶え間なく血が流れ出ているからそこそこ深く切れたようだ。
アドレナリンが出ているせいか不思議と痛みは感じない。
とりあえず持っていたハンカチで左掌を強く押さえ、簡易的に止血をする。
『あの、聞こえますか？』
先輩に拘束を代わってもらって女性の前にしゃがみ問いかけてみるけれど、
女性は俯きながら一心不乱にボソボソと独り言を喋っている。
『ちょっと錯乱気味というか…。』
先「そうだな、とりあえず警察は呼んだからもうすぐ来ると思う。グループ長にも連絡したからお前は病院連れてってもらえ。」
『わかりました。ちょっとだけ受付行ってきます。』
あんまり動くなよ！という先輩の言葉は無視して、
僕はマンション内へ向かった。
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ポニョ(プロフ) - スミスキーさん» ありがとうございます！そう言っていただけると嬉しいです。がんばりますね！！ (2021年8月29日 12時) (
レス) id: 1603e93fa5 (このIDを非表示/違反報告)
スミスキー(プロフ) - 凄く面白くて大好きで！！更新頑張ってください！！ (2021年8月29日 5時) (レス) id: 78ab9a25ad (このIDを非表示/違反報告)
ポニョ(プロフ) - ヌナさん» ありがとうございます！お褒めの言葉、励みになります。 (2021年8月24日 7時) (レス) id: 1603e93fa5 (このIDを非表示/違反報告)
ヌナ(プロフ) - ほんっとに面白いです！最高です！ (2021年8月23日 23時) (レス) id: 0a8f295be4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ポニョ | 作成日時：2021年8月22日 16時
