おじゃまします_LEO ページ23
_LEO
数日ぶりに、いつものマンションを訪れる。
火曜の昼過ぎといえば、ベテラン警備員のシフ先輩の時間だ。
『シフ先輩、こんにちは！』
警「レオ！久しぶり！元気だったか？怪我大丈夫か？」
シフ先輩は陽気なみんなの父さんって感じ。
年齢的にも僕よりは母さんに近いし。
『元気ですよ。奇跡的に神経も骨も傷ついてないから、単純に傷が塞がるの待ってるだけです！』
警「そうかぁ。無茶すんなよ。で、何しに来たんだ？」
『あー、実は色々あってBTSの皆さんのお家にお邪魔することになりまして…。』
警「なんでよ？なんかやらかした？」
『いや、皆さんが怪我のことをかなり気にしていらして…。ご好意で呼んでいただきました。』
警「そっちか。…くれぐれも粗相すんなよ。」
『ただでさえ緊張してるんだから、これ以上プレッシャーかけないでください…。』
がはは、と笑うシフ先輩に、BTSの皆さんの部屋に内線で来客のお知らせをしてもらい、エレベーターに乗る。
警備員として、マンションのエントランスや外側は隈なく把握してるけど、
ここから先は未知の領域…。
粗相がないように…。
ごくっと喉が鳴った。
エレベーターを降りて、お目当ての部屋の前へ。
大きく深呼吸してからチャイムを押す。
なんて名乗ろう。
警備員のキム・レオです、かな？
今仕事中じゃないから警備員って言っちゃダメか。
悶々としてたら唐突にガチャリとドアが開いた。
『わっ！』
TH「あっ、驚かせてごめんね、レオくん！待ってました〜！」
出てきたのは、顔面国宝…じゃなくて、テヒョンさん。
顔が整いすぎてて2回目のびっくり。
『こんにちは。えと、お邪魔します…。』
TH「どうぞどうぞ〜！」
ぐいぐいと怪我してない方の腕を引っ張られ、あれよあれよという間にお家の中へ。
ていうか玄関も広いし、廊下も広いし、天井も高いし。
ほんとにお金持ちの家って感じ。
こんな風になってるんだ。
廊下の先にはリビング。
そしてそこに、BTSの皆さんが勢揃いして僕のことを待っていた。
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ポニョ(プロフ) - スミスキーさん» ありがとうございます！そう言っていただけると嬉しいです。がんばりますね！！ (2021年8月29日 12時) (
レス) id: 1603e93fa5 (このIDを非表示/違反報告)
スミスキー(プロフ) - 凄く面白くて大好きで！！更新頑張ってください！！ (2021年8月29日 5時) (レス) id: 78ab9a25ad (このIDを非表示/違反報告)
ポニョ(プロフ) - ヌナさん» ありがとうございます！お褒めの言葉、励みになります。 (2021年8月24日 7時) (レス) id: 1603e93fa5 (このIDを非表示/違反報告)
ヌナ(プロフ) - ほんっとに面白いです！最高です！ (2021年8月23日 23時) (レス) id: 0a8f295be4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ポニョ | 作成日時：2021年8月22日 16時
