あなたに右スワイプ ページ34
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濱「…ただいま」
『おかえりー』
深夜12時を過ぎた頃、ゲッソリした顔で帰ってきた彼。
私が作っていたご飯を温めてテーブルに並べると
ちっさい声でいただきます。と手を合わせ食べ始めた。
『今日疲れた？』
濱「うん…ちょっとな」
この会話の温度差と"ちょっとな"のひと言に私の女の勘が働く。
まぁでも深掘りしてもしょうがないな、と
とりあえず私は缶ビール片手にソファーに座り
深夜番組を見始める。
濱「なぁな、A」
『ん？』
濱「………」
『…え？』
早々に私のことを呼んでおいて
いざ彼の方に振り向くと携帯を弄って下を向いている。
なんだなんだ。勘繰るじゃない。
『なに、どしたの』
濱「うん…」
『ちゃんと言って』
私の方を一切見ず、箸を進めながら画面をスクロールする。
この時点で察するに多分私の話だ。
『ねぇ』
濱「…うん」
『うんじゃな』
濱「俺のこと嫌いなった？」
『……え？』
一瞬ときが止まった気がした。
まだ携帯に目を向けたままそんなことを言われ
私の脳内の点と点が線で繋がらない。
な、何かしたっけ…？
『なんでそう思ったの…？』
濱「…これ、後輩が送ってきてん」
軽くパニック状態の私に自分の携帯を渡してきて
画面を見ると、マッチングアプリのスクショと思われる画像。
そしてそこに使われているのは私に似てる女性の写真。
というか、恐らく私の写真。
『えっ、何これ…』
濱「…やってんねやろ、マッチングアプリ」
『や、待って、やるわけないじゃん』
濱「どう見てもAやん」
『うん…多分これ美容師さんがインスタ載っけてた写真かな…』
濱「………え？」
『私の写真が悪用されてる…のかも』
証拠に私の携帯を見せるも
もちろんそんなアプリは入っておらず、
涙目でチラッとこっちを見る彼に私は吹き出してしまう。
『後輩の人からそのスクショ送られてきて私がマッチングアプリやってると思ったの？』
濱「うん」
『それで私が濱くんのこともう嫌いだと思ったの？(笑)』
濱「もうええから言わんとって…！」
苦しいくらいに抱きつかれて私の笑いは増して止まらず
彼をいじる一生のネタができた。
『マッチングアプリ…！やるわけないじゃん…！ぷっはは！！』
濱「ほんまに1日ずっと考えてんねんこちとら！」
本当にどっちが女の子なんだか。
濱「ちゃんと日頃から俺の事好きって言うてくれんと！もう！」
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はろ。(プロフ) - めちゃめちゃ好きです！！！！！！更新中々してなちみたいなんですが、、、待ってます！楽しみにしてます！！！ (7月25日 4時) (
レス) @page38 id: 5db782239c (このIDを非表示/違反報告)
まー - まーさん» 更新また楽しみにしてます🥹 (4月28日 21時) (レス) id: 6f24e2a6f5 (このIDを非表示/違反報告)
まー - 喧嘩の話書いて下さって嬉しいです！！更新楽しみです！！ (2022年7月16日 20時) (レス) id: 7a98d42e9c (このIDを非表示/違反報告)
ぽんぽん(プロフ) - shiinonchanさん» こうなったら女子は強いですよね！(笑)現実でも気にしいな濱家さんは喧嘩中も内心ドキドキしてるんだろうなと想像しながら書いてます！お楽しみに(^^) (2022年7月13日 15時) (レス) id: b090cbda13 (このIDを非表示/違反報告)
shiinonchan(プロフ) - 喧嘩しちゃいましたね♡どんなふうに仲直りするのかなー♡楽しみです！濱家さんに嫉妬されるとか最高すぎます！ (2022年7月13日 14時) (レス) @page36 id: f8ddee07f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽんぽん | 作成日時：2022年5月8日 15時
