$33 ページ38
＜ピオside＞
PO「なんだよそれ…」
Aが俺らの記憶を守ろうとしてるってことか……？
一体どうして…
それに万が一本当にAがそう思っていたとして
どうやってVはそれを知ることが出来たって言うんだ
V「ただし、Aの中にあるあんたらの記憶は徐々に消してく。Aにとって必要ないものだからね。」
PO「なっ…？！」
TL「ピオ」
PO「っ…」
"どうして"
この場の解決策もわからずに
そんな事しか考えられない自分に嫌気がさした
V「あー、やべまた喋りすぎたかもシュガヒョンに怒られるわ絶対…」
TL「っ……！」
シュガヒョンと言う名前にテイルが反応する
PO「テイル…？」
TL「何でもない」
そんな怖い目をしてるのに…？
何でもないわけない事なんて誰でもわかるのに
読み取ることが出来ない自分は一体何なのだ
ぐるぐると勢いを増していく自分の思考を止めたのは
不本意にもVだった
V「"なんでわかるのか"なんて考えるだけ無駄だよ」
PO「は…」
V「だって…」
TL「Aの思考を読む事なんてできるのはこいつらだけだからだよ。ピオ」
PO「え？」
テイルの言葉を聞いたVは一瞬驚いた表情を浮かべ
すぐに怪しい笑みを浮かべた
V「へぇ…やるじゃん」
TL「うちの情報網なめるな」
目の前に歩みを進めたテイルは俺より全然小柄な筈なのに
どうしてだろう今は大きく感じた
PO「テイル、一体どう言う……」
TL「BTSがAの母なる能力を支えるための七つの柱だからだよ」
V「そゆこと」
TL「だから能力値は計り知れないが、Aの一存でそれが消滅する事もありえるって事だ」
V「…本当に面白いねあんた」
TL「どーも」
Aが母なる能力の持ち主であることは知ってたけど
まさかその能力とBTSが繋がってたなんて……
ぶつけられた情報力に頭がぐらつくと共に
今までの不可解な事が繋がって色んなものが確信へと変わっていく
なんなんだ本当に…
V「ま、そう言う事だから」
PO「あっ！！」
信じられない速さで建物の奥へと消えて行ったVとAを引き止める事など叶わず
俺とテイルはその場に立ち尽くすことしかできなかった
PO「くそっ……！！！！」
まじっくを得たのに
誰も守れず
無力
それを感じてたのは
TL「っ………」
俺だけじゃなかった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 22人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
メイベル - ジャックポットもベリグも大好きです！最近この作品見つけてハマりました！もう長らく更新されていないみたいなので、続きが見れないかもと思うと、早くこの小説に出会えていればなと思います…よろしければ更新お願いします！素敵な小説をありがとうございます！ (2019年12月28日 12時) (
レス) id: 398ec1baa9 (このIDを非表示/違反報告)
たんぷん(プロフ) - てくさん» てくさん教えていただきありがとうございます…！！見落としていました本当に失礼しました汗 (2017年7月7日 19時) (レス) id: 7e1a9aba71 (このIDを非表示/違反報告)
てく - 違反になりますので、オリジナルフラグを外していただけませんか？ 作品作成のルール・注意点・ガイドラインにも載っていますのでおめ通しください (2017年7月7日 18時) (レス) id: 42191458d8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：たんぷん | 作成日時：2017年4月5日 0時
