Focus

幼馴染 ページ4

食後、私はソファーで写真のチェックをしていた。

我ながら今日はいい出来っ！

満足ながらカチカチとカメラに収められてる写真を眺めていると、電話を片手に母がパタパタとこっちにきた。


母「Aー？あなたに電話ー」


？？電話？誰かと約束してたっけ？？


母「韓国の人みたいよー？」

「え？韓国？？」


謎が深まった。

疑問を抱きながら母から電話を受け取る。


「……はい、Aです……けど。」

？「A?Aだよな？！……よかったー！！やっと繋がった！！」


本当だ韓国語だ。

なんだか異様に喜んでるし……

やっとってことは何回か電話してきてたのかな。


「あのー……あなたは……？」

ZC「あ、俺？？ジホだよ！ウ・ジホ！！覚えてないのか？ほら、小学校の時に一緒に遊んだりした！！」


韓国………小学校………ウ・ジホ………あ…！！！


「ジホ！！！え？！なんで？！！？！え……どうしたの急に……！あ、そうだキョンは？キョンは元気にしてる？？」

ZC「おいおい思い出して早々質問攻めって笑本当に変わんねーな笑」


ジホの呆れた声でふと我にかえる。


「あ、ごめん汗久しぶりすぎてテンション上がっちゃって汗」

ZC「まあいいよ笑俺もキョンも元気だよ。」

「よかったぁ。ずっと連絡してなかったから忘れられてると思ってたし。あ、そういえば何か用事があるんじゃないの？？」


そんなにわざわざ何回も電話するくらいだし、流石に何もないわけでもなさそう……

当の本人は「あーそうそう」とわりと軽めの反応。

ん？割とそうでもない感じの内容か？？


ZC「お前、まだカメラやってるか？？」

「え？ああ……うん。やってるけど」


フォトグラファー目指す程にはやってますよ？

本気で。


ZC「よし。韓国きてくれ。」


………何を言ってんだこの人は。

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