ポニーちゃん再び3 ページ32
プルプルと震える拳
私を見下ろす大きな瞳は
今にも泣きそうに潤んでいて...
「どうしたの？座れば？(笑)」
そんなアイツの心境など知る由もない白鳥さんが
同学のよしみからか
佇むアイツに気さくに声を掛けた
それに対しアイツは
その真面目な性格ゆえなのか
同学の先輩の言葉に意外にも素直に従った
「...し、失礼しますっ」
嫉妬で声を震わせながらも
一言断ってから私の隣に腰を下ろすアイツ
「はじめまして、白鳥です(笑)」
「...はじめましてっ(ブスッ！)」
とはいえ明らかに仏頂面
なんて大人気ない
それに一瞬戸惑いつつも話を続ける白鳥さん
「まさかあのモデルのチャンミンが後輩だったとはね」
あの頃のアイツはまだ勉三だったから
そう思うのも無理はない
「ましてやポニーちゃんの旦那さんだったなんて(笑)」
「ポニーちゃん...？」
アイツがポニーちゃんに反応した
「うん、そう
ポニーちゃん。可愛いだろ？(笑)」
「...ッ！」
テーブルの下のアイツの拳が
プルプルと震えている
ヤバイッ...！
「あ、あのっ...！」
「ん？」
白鳥さんがこっちを見た
「奥さん、大丈夫ですかっ！
待ってるんじゃないですか...！」
いつアイツがキレるか、気が気じゃない
「そうだね、そろそろ行くよ」
や、やったー...！！
これでアイツが暴走するという
最悪の事態は免れる
「じゃあね、ポニーちゃん。
出産頑張ってね(笑)」
ブンブンッ！
「白鳥さんもっ！」
早く白鳥さんに引き取って欲しくて
ブンブン頷き、鼻息荒く言葉を返す
"白鳥さんも"
そのセリフがおかしな事にも気付かずに
「フッ...(笑)」
それに微笑んだ白鳥さんは
ようやくこの場を後にした
「ふぅ...」
その直後、全身からどっと力が抜け
思わず安堵のため息が零れた
「ポニーちゃん
ポニーちゃん...ブツブツ」
しかし問題はまだ片付いてはいない(大げさ)
一人"ポニーちゃん"を連呼するアイツを
何とかしなくては
「あ、あの...チャンミン？」
とりあえず声を掛けてみた
「Aさん...」
するとアイツは、思わぬ事を口にした
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まぁこ(プロフ) - amiさん、お久しぶりです。更新嬉しいです(*>∀<*)色々大変かと思いますが、あまり無理しないで下さいね←とはいえ、amiさんの作品楽しみに待ってたりするんですけどﾈ…(；^∀^)ｗｗｗ (2023年2月1日 8時) (
レス) @page41 id: 029019a352 (このIDを非表示/違反報告)
のこ(プロフ) - 更新だー！何て嬉しい！もうね…ホンモノよりこちらのチャンミンが、好きかも… (2023年1月31日 18時) (レス) @page41 id: 3fea742e13 (このIDを非表示/違反報告)
ami(プロフ) - シュンさん» シュンさん、変わらず私のお話を楽しんで下さり感激です〜！ありがとうございます(*^^*)お陰様で少しですがお話を綴る事が出来ました。やっぱり私も楽しいです！既に鬱陶しいアイツが顔を出ちゃってますが、楽しんで頂けるよう進めていきますね。 (2023年1月16日 3時) (レス) id: 36d0bee08b (このIDを非表示/違反報告)
シュン(プロフ) - amiさんお久しぶりです！私もアイツに会いたくなって先日最初から読み直してたんですよ！本当に久々にこちらにお伺いして、彼にバンビにそしてアイツ色んなamiさんのチャンミンやっぱ良いです！更新よろしくお願いいたします (2023年1月16日 0時) (レス) id: edf4f9d9dc (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - すごく久しぶりにお邪魔しました。やっぱりこのお話好きです (2020年12月6日 14時) (レス) id: 981abbc330 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ami
| 作成日時：2017年10月4日 22時
