ポニーちゃん再び2 ページ31
目の前で固まる私を
白鳥さんは訝しげに眺めるけど
それどころではない
なぜってその旦那さんは今正に
ここへ向かっているんだから
白鳥さんに激しく嫉妬した
いつかのアイツが浮かぶ
おまけに今のアイツは欲求不満の塊で←言い方
つい先日もランチを共にしたユウちゃんに嫉妬し
実に面倒臭い思いをしたばかりだった←だから言い方
「おお奥さんっ、大丈夫ですか！
そろそろ行ってあげた方がっ...！」
「そうだね、そろそろ」
今一度腕時計に視線を落とす白鳥さんに
ヤキモキを通り越してイライラする
早く早くッ！
お願いだからこの場から去ってくれッ！←ひどい言い草
喜ばしい再会が一転
地獄の時間になった(大げさ)
もうすぐ駅に着くとメールを寄こしたアイツが
もういつ来てもおかしくない状況に
いてもたってもいられない
カランコロン...
その時、(地獄の)ベルが鳴り響き
...来たか
恐る恐る振り返るとそこにいたのは
「ん？あの顔どっかで見た事...あ、モデルのチャンミンだ」
そうですー！モデルのチャンミンですー！！
・・・じゃなくてヤバイ！！
すかさずサッ！と顔を元に戻した
「すげぇな、なんでモデルがこんな所に？」
それは私のダンナ様だからですー！
「お一人様ですか？」
「いえ妻が...」
アイツのクリッとした目が
私を探してキョロキョロしているのが浮かぶ
途端に縮こまる身体
見つかってはマズイと本能が告げる
「なんてな(笑)」
「...え」
「彼だろ？ポニーちゃんの旦那」
どーしてそれを...
思わず顔を上げた私に
イタズラっぽく笑う白鳥さん
「アスカから聞いたんだ」
なるほど、アスカ先輩から...
だから知っていたんだ
てゆーか二人が未だに連絡を取り合っている事に
なんか感激・・・じゃなくて
何とかしてこの状況を...
「すみません、こっちです」
すると徐にそう言った白鳥さんが
あろうことかアイツのいる入り口に向かって
高々と手を挙げた
「あぁ、あちらがお連れ様ですね(笑)」
陽気な店員さんの声
「お冷やをお持ちしますのでお席へどうぞ(笑)」
いやいやそのお冷やは
どっか他へやって下さい！
一体アイツがどんな顔でこっちを見ているのか
もはや振り返る事もできない
ヒタヒタと忍び寄る負のオーラ
「...Aさん」
そうこうしている内に聞こえた
地鳴りのような低い声
それに恐る恐る顔を上げると
ワナワナと震えるアイツがそこに立っていた
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まぁこ(プロフ) - amiさん、お久しぶりです。更新嬉しいです(*>∀<*)色々大変かと思いますが、あまり無理しないで下さいね←とはいえ、amiさんの作品楽しみに待ってたりするんですけどﾈ…(；^∀^)ｗｗｗ (2023年2月1日 8時) (
レス) @page41 id: 029019a352 (このIDを非表示/違反報告)
のこ(プロフ) - 更新だー！何て嬉しい！もうね…ホンモノよりこちらのチャンミンが、好きかも… (2023年1月31日 18時) (レス) @page41 id: 3fea742e13 (このIDを非表示/違反報告)
ami(プロフ) - シュンさん» シュンさん、変わらず私のお話を楽しんで下さり感激です〜！ありがとうございます(*^^*)お陰様で少しですがお話を綴る事が出来ました。やっぱり私も楽しいです！既に鬱陶しいアイツが顔を出ちゃってますが、楽しんで頂けるよう進めていきますね。 (2023年1月16日 3時) (レス) id: 36d0bee08b (このIDを非表示/違反報告)
シュン(プロフ) - amiさんお久しぶりです！私もアイツに会いたくなって先日最初から読み直してたんですよ！本当に久々にこちらにお伺いして、彼にバンビにそしてアイツ色んなamiさんのチャンミンやっぱ良いです！更新よろしくお願いいたします (2023年1月16日 0時) (レス) id: edf4f9d9dc (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - すごく久しぶりにお邪魔しました。やっぱりこのお話好きです (2020年12月6日 14時) (レス) id: 981abbc330 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ami
| 作成日時：2017年10月4日 22時
