ジェラシー8 ページ8
「...ねぇ、何があった？」
カチャカチャと
彼のベルトを閉めてる私に彼が聞いた
無理矢理こんな事したのに...
「...ん？」
優しく髪を撫でながら
そう聞いたの...
「...ッ」
込み上げてくる涙を止められなかった
こんな事して
心は満たされるどころか
逆にもっと苦しくなった
こんな、どーしようもない私に
優しく接してくれる彼に申し訳なくて
自己嫌悪まで加わって
もう、グチャグチャ...
「...おいで」
彼が俯いて泣いてる私の腕を掴んで
脚の上に、彼と向かい合って座らせた
目の前に来た私の顔
そこを伝う涙を
優しく指で拭ってくれる
「...会ったの？彼女に」
「...え」
彼が唐突にそう口にした
「...やっぱり、会ったんだ」
「どうして知って・・・」
「いきなりこんな事するし
以前もあそこで会ったから...」
じゃあチャンミンは
わかってて私に
最後までやらせてくれたの...？
私がどうしようもない嫉妬をぶつけてるって
わかってて...
「...ッ」
ホントに彼は...
こんな私を...
いつも優しく、丸ごと受け入れてくれる
彼の包み込むような愛を感じて
更に涙が溢れた
「...で？何を言われた？」
その涙を拭いながら彼が続けた
言えない、そんな事
言いたくない...
だってそんな事聞いたら
彼はこの先
エッ チをする度に彼女の事を思い出してしまうから...
ブンブンと首を横に振った
「はぁ...」
小さく漏れるため息
彼が優しく頬を包んで
私の瞳を真っ直ぐ覗き込んだ
「何を言われたか知らないけど...
俺が好きなのはAさん、彼女じゃない」
それはわかってる
今度はブンブンと縦に頷いた
「...フッ(笑)」
その様子が可笑しかったのか
彼は少し笑って
ちゅっ...
おでこにキスを落とした
「それに俺だって...」
「え...」
「ホントは嫉妬してる」
...嫉妬？
すると突然
彼が差し込んだ指先で優しく髪を払い
カプッ...
そこに現れた私の耳を
大きな口でパクリとくわえた
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ami(プロフ) - 14Bonさん» 14Bonさん、こんにちは(*^^*)嬉しいお言葉をありがとうございます！キュンとして頂けるようなお話を描くのが目標ですのでそう言って頂けて嬉しいです！秘恋の続編も妄想MAXで頑張りますね！ (2016年12月28日 16時) (
レス) id: 6ea46f445a (このIDを非表示/違反報告)
ami(プロフ) - ここあさん» ここあさん、お忙しかったんですね。体調には十分お気をつけ下さいね。チャンミンの可愛い嫉妬、拾って頂けて嬉しいです。自分だって過去に...でもそんなところが愛おしいです。次回先生の恋チャンミンもまた一緒に楽しんで下さいね。 (2016年12月28日 16時) (レス) id: 6ea46f445a (このIDを非表示/違反報告)
ami(プロフ) - ゆきさん» ゆきさん、お待たせ致しました！待望のチャミ先生です！(笑)今回も皆様がキュンとなるようなチャミ先生を描けるよう頑張ります！一緒に楽しんで下さいね。 (2016年12月28日 15時) (レス) id: 6ea46f445a (このIDを非表示/違反報告)
ami(プロフ) - あいらさん» あいらさん、こちらこそいつもありがとうございます(*^^*)秘恋チャンミン、アンケートでもぶっちぎりの一位だったので、ちょっとドキドキしてます。楽しいお話になればいいのですが。また一緒に楽しんで下さいね。 (2016年12月28日 15時) (レス) id: 6ea46f445a (このIDを非表示/違反報告)
ami(プロフ) - sayoさん» sayoさん、ありがとうございます(*^^*)早速立ち上げましたので、これからまた一緒に楽しんで頂けたら嬉しいです！ (2016年12月28日 15時) (レス) id: 6ea46f445a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ami
| 作成日時：2016年12月7日 9時
