今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:372,409 hit
小｜中｜大
涙涙の別れと一週間後 ページ27
そしてついに別れの日はやって来て
「いいですか？
僕は犬にも嫉妬する男ですからね！」
鬱陶しい監視の目が光る空港で
「うぅ...なに泣いてるのよ、Aっ」
「うっ...涼さんこそ」
「そんなに鼻垂らして...
そんなんじゃいい女とは言えないわよぉ...ズルッ」
「涼さんこそ...うぅっ」
「そろそろ時間じゃないですか？(イライラ)」
「えっ、ホントだ...
じゃあね行くわね...ズルッ(笑)」
「う、うん！頑張って...
か、身体に気を付けてねっ...！(笑)」
「Aもねっ...！」
ぎゅうっ...
「な、な、な...
離れてくださぁいっ！(泣)」
予定通り旅立った涼さんも
涙涙で無事に見送り
妊娠騒動から一週間後の今日
アイツのおねだり攻撃に敢えなく負けた私は
約束通り
ここ、鏡張りの部屋に再び足を踏み入れた
うっ...相変わらずスゴイ部屋
なぜあそこに鏡をつけるのか
意味わかんない...///
「ほら、どうしたんですか？
早く入って下さい...」
入り口で立ち止まっていた私の腰を両手で掴み
耳のすぐ後ろでそう囁くアイツは
もう、完全にスイッチが入っている
その証拠に
「3時間なんてあっという間なんだから
一秒だって無駄にしたくない...」
私を誘うアイツの低い声が
ダイレクトに頭に響いて
「...ッ///」
クラクラして、仕方ない
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1189人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ami
| 作成日時：2015年11月10日 12時
