レイの未来に ページ25
「ねぇ、レイ。
おじさんのペンションってどんなところなの？」
ベッドで向かい合って寝転んでいる僕達
僕の後に続いてお風呂に入ったレイは
僕のブカブカのTシャツに身を包み
その姿は想像以上に可愛い
「そうだなぁ
一番印象に残るのは星空かなぁ...」
「星空？」
「うん」
「空気が澄んでるから、すっごく綺麗で...星ってこんなにあったんだっていうくらいたくさん見えてね、もう今にも空から落ちてきそうなの(笑)」
星空を想像しているのか、少し遠くを見つめ
瞳をキラキラと輝かせて話すレイは
スッピンのせいか、いつもより少し幼くて
子供みたいなその表情が余計に可愛く見えた
「そうなんだ...
見たかったな、僕も」
「てゆうか、熱が下がったなら
チャンミンも一緒に行けばいいんじゃない？」
「僕も？」
「うん(笑)」
行きたい、できるなら一緒に行きたい
「でも...もしまた熱が上がったら迷惑かけちゃうし」
「...そっか。じゃあ来年は一緒に行こうね(笑)」
来年...
レイの未来に
当たり前のように僕がいる事が嬉しくて
「...うん！(笑)」
目の前にあるレイの右手をギュッと握り締めた
「ふふっ(笑)」
優しく笑うレイ
大好き...
「熱が上がるといけないからそろそろ寝よ？」
「うん...」
大好きなレイが目の前にいて
勿体なくて
寝るなんて絶対できないと思っていたけど
繋いだ手から伝わる愛しい温もりと
「スゥ...スゥ...」
しばらくして聞こえてきた
規則正しいレイの息遣いに
いつの間にか僕も眠りに着いていた
.
翌朝
「...ん」
カーテンの隙間から差し込む光が眩しくて
目が覚めた
...そうだ
レイが一緒に寝てるんだった
「レイ...」
寝ぼけ眼を擦りながら隣を確認すると
「えっ...」
一緒に寝ていたはずのレイが見当たらなくて
慌ててリビングに向かった
「レイ...！」
ガチャッ！！
勢いよくドアを開けた音で振り返ったレイ
「あっ、起きた？(笑)」
座っていたソファから優しく僕に微笑みかけた
よかった、帰ってなかった...
ホッとしたのも束の間
「もう、お昼過ぎだよ？」
レイの言葉に一瞬思考が止まった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 192人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ami(プロフ) - Mikuさん» Mikuさん、ありがとうございます(*^^*)マイペース更新、そして時々変態になり(笑)申し訳ないですが、一緒に楽しんで頂けたら嬉しいです♪ (2018年1月15日 23時) (
レス) id: 1a8abb9722 (このIDを非表示/違反報告)
Miku(プロフ) - amiさん、早速のお返事ありがとうございます。さらに色んなチャンミンに会えるのがたのしみです。いつも応援してます。 (2018年1月15日 23時) (レス) id: 43db41bb6e (このIDを非表示/違反報告)
ami(プロフ) - Mikuさん、こんばんは(*^^*)全て読んで下さったんですね。嬉しいです♪ありがとうございます！大人のお話は観覧設定を変更する必用があります。マイページへ飛んで設定をクリック、観覧できるようR18コンテンツフィルタを変更し直して下さい。 (2018年1月15日 23時) (レス) id: 1a8abb9722 (このIDを非表示/違反報告)
Miku(プロフ) - amiさん、こんにちは。このお話を読み終わって、「かわいいアイツ」シリーズを全て読み終えました。「アイツ」はホンッとにかわいいやつですね。「私」のチャンミンへの甘い甘い優しさも大好きです。大人のかわいいアイツはどうやったら読めますか？是非読みたいです。 (2018年1月15日 20時) (レス) id: 43db41bb6e (このIDを非表示/違反報告)
ami(プロフ) - ありかさん» ありかさん、こちらも読んで下さったんですね。ありがとうございます(*^^*)やはりレイとの過去は読むのに勇気がいりますよね。でもおバカなオマケで救われたみたいでよかった！(笑)この先もアイツの隣は「私」唯一人です！いつもありがとうございます。 (2015年7月29日 21時) (レス) id: 08257c9958 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ami
| 作成日時：2014年5月2日 13時
