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僕の可愛い恋人1 ページ26
まだ起きるには少し早い時間
僕の腕の中で、
かなりブカブカな僕の部屋着を着て
ぐっすり眠っている僕の可愛い恋人
昨夜、熱があるのに
Aさんを求めてしまった僕
僕を誰にも渡さないと
二人で一緒に大人になろうと
そう言ってくれたAさんの
僕を想う気持ちが嬉しすぎて
どうしても我慢できなかった
でも、Aさんにたくさん愛して貰って
熱は上がるどころか逆にすっかり下がった
病は気からってホントなんだな
抱き締めるAさんの温もりも
いつもと一緒で、風邪は移ってないみたい
よかった
「はぁ...」
幸せだな
ぎゅうっ...
ホントに幸せ
起き抜けにAさんを抱き締める事が
できるなんて
なんて幸せなんだろう
「ふふっ(笑)」
ぎゅうっ...
柔らかいなぁ、Aさん
スゥスゥ...
小さな寝息が可愛いなぁ
ちゅっ...
こうしてキスだってできちゃうなんて
ホント幸せ
「ふふっ(笑)」
ちゅっ...
まずはおでこでしょお？
それから次は
ちゅっ...
伏せたキレイな睫毛にぃ
それから
「...ん」
「あっ！」
もしかして起きちゃった？
「Aさん？」
スゥスゥ...
寝てる
やっぱり一度寝ると
Aさんはなかなか起きないみたい
でもそんなところが
子供みたいで可愛くて好き
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作者名：ami
| 作成日時：2014年3月21日 0時
