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同期と過ごす時間 ページ2
一晩寝たからといって
気分はまったく晴れないまま仕事に向かい(誰？当然だろって言ったの)
まだまだ慣れない仕事
一日中気を張って仕事をして
今日も勤務を終えた
あやの家の近くのスーパーで待ち合わせをして
夕飯やお菓子、飲み物を買い込んだ
.
「「「「お疲れさま〜！！(笑)」」」」
最初は、今夜泊まるメンバー
私とまゆみとりょうこ
それにあやの4人で始めたプチ同期会も
遅番の人や、休みの人が顔を出したりして
開始2時間後には
6畳の部屋が足の踏み場もない程の状態になり
当然会話の内容も
座っている場所によってバラバラ
それでも、ホテルという厳しい職場で
一緒に頑張っている同期と過ごす時間は
ホントに楽しくて
最近、沈みがちだった心が
ふわっと軽くなった気がした
夜勤明けで顔を出した男の同期も何人かいて
私の隣には
この間偶然行き合った田中が座っていた
「そろそろ帰ろうかな...」
会話が一段落したところで
田中が腕時計に視線を落とした
RRRRR...
「...あっ、純からだ」
その直後、田中のケータイが
噂の彼女からの着信を知らせて小さく鳴り響いた
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作者名：ami
| 作成日時：2014年3月21日 0時
