二人の蒼い部屋5 ページ10
僕が触れる度に
少しずつ熱くなるAさんの体
その愛しい体に触れていく手の後を追うように
ちゅっ...
きつく唇を這わすと
「...んっ、はぁ...」
Aさんの口から漏れる甘い声
もっと聞かせて？
Aの声
まだまだ控えめな声を聞きながら
可愛いおへそに辿り着いた僕の唇
そこに何度もキスをしながら
Aさんの両脚に手をかけた
「ぁ...」
僕だけが知ってる
Aさんの気持ちいいトコロ
ここだよね？
「ぁっ、ッ...！」
揺れる僕の頭を掴むAさんの手に
ぎゅうっと力が入る
気持ちいい？
「...ッ」
そうだよA
もっと僕を感じて
「やっ...チャンミンっ...」
「ダメだよA」
逃げないで
僕を感じて
Aさんの脚を
ぎゅっと掴み固定した
そうしている内に
「...ッ...あっ...！」
Aさんの体が小さく震えだした
「...ッチャンミン！」
叫ぶように名前を呼ばれて見上げると
潤んだ瞳で僕を見下ろすAさんの顔が見えた
僕しか見れないAさんの顔
肩で息してる
可愛い...
「チャンミン...」
僕を求めるAさんの顔
僕が見たかった、Aさんの顔
その可愛いすぎる顔に近付いて
キスを落としながら
柔らかいAさんの脚を持ち上げ
隙間なくAさんに重なった
「はぁっ、A...」
「チャンミン...」
お願いだから
僕をおいていかないで
いつまでもずっと僕のそばにいて
だって僕はこんなにも君を
「愛してる...」
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作者名：ami
| 作成日時：2014年2月1日 23時
