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新婚旅行1 ページ1
「AさんAさん、起きて下さい」
ちゅっ
「...ん」
「Aさん、朝ですよ」
ちゅっ
「...う、ん」
「早くしないと
飛行機に間に合わなくなりますよ」
ちゅっ
ひこうき...
ひこう、機...
「飛行機っ！！」
ガバッ！！
「いっ！！」
「ぅっ...！」
「たぁ〜(泣)」
痛みを感じたおでこを擦りながら顔を上げると
アイツが口元を押さえながら
大きな瞳をうるうるさせていた
「「・・・・」」
しばらく二人で見つめ合い
「「...プッ(笑)」」
笑った
「おはよう、チャンミン(笑)」
「おはよう、Aさん(笑)」
ちゅっ
ん...？
「チャンミン、なんか血の味がする」
「え？」
よくみるとアイツの下唇が
「ちょっと切れてるみたい...
ごめんね、痛い？」
私がさっき頭突きしちゃったから
「大丈夫です」
アイツが自分の唇に触れている私の手を掴み
「こうすればすぐ治りますよ」
ちゅっ...
再び唇を重ねてきた
「A...」
結局そのまま再びベッドに押し倒され
朝からアイツと・・・
結婚式が終わって数日
アイツと二人
心待ちにしていた新婚旅行一日目が
こうして始まった
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作者名：ami
| 作成日時：2013年9月10日 11時
