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幸哉が家にやって来た ページ2
「ねぇチャンミン、機嫌直してよ」
アイツは口元に差し出された餃子に
チラッと視線を落とすと
「はぁ...」
わざとらしくため息をついてから
パクッ...
目の前の餃子を頬張った
「わかりました！
はぁ...仕方ないですね」
どうやら美味しかったらしく
口では嫌そうにしながらも、その顔は幸せそう
もう餃子しか見てないし
「ホントに？」
「はい、困った時はお互い様ですから」
「ありがとう、チャンミン」
ちゅっ...
あ〜よかった
いつもの様にもっと面倒くさい事になるかと
思ったけど(失礼なヤツ)
案外すんなりOKしてくれたな
夕飯餃子にして正解だったかも
「ふふっ(笑)」
だけどやっぱり期待？を裏切らないアイツは
お得意の
「その代わり...」
が始まった
「餃子を食べさせて下さい」
「うん、いいよ(笑)」
「体を洗って下さい」
「・・・うん、いいよ」
「今夜は数週間分
たっぷり僕を愛して下さいね」
「・・・・」
「ダメですか？」
「...ダメ、じゃない」
「やったぁ！
Aさん来て...？」
こうしてたっぷり数週間分
アイツを愛してあげた夜から2日経って
「A久しぶり〜。
チャンミンさん、はじめまして(笑)
相沢幸哉です、よろしく！」
数年ぶりの再会になる
幸哉が家にやって来た
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作者名：ami
| 作成日時：2013年8月7日 12時
