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「…むにゃ、む、…ってするかボケ！！」
『ちょっ、またか…！』
ボケェ、ボケェと教室内に響くこだま。授業中の私の裾をまた掴み、声をあげたのは隣で寝ているシャオロンだった。
どんな夢を見ていたのかはわからないがシャオロンは度胸があるなぁ、入学式の時も寝ていたもん。
「…シャオロン、よく眠れたようだね…Aが困ってるぞ」
「え？！あっ、すまん…えと…」
私の袖から手を離すシャオロン。…ヨダレついちゃった…
先生はこめかみに血管を浮き上がらせている…相当お怒りのようだ。
「…おはようｺﾞｻﾞｲﾏｽ…」
今日も忙しい1日の幕開けだ。
「断ろう！！」
罰と書かれた紙を貼り付けられたシャオロンが、大先生と私に宣言した。何を断るかと言うと…そう、我々師団だ。
生徒会に入るつもりが怪しい組織に強制的に入団させられた私達(私は巻き添え食らった)。
「今ならまだ間に合う！入団の取り消しを…」
「あー、じゃあついでに僕の分も断ってきて♡」
「…ア？」『は？』
これからケイシーちゃんと予定があって行けないらしい。昨日と違う女の子の名前がポンポン出てきているが、一体何人と付き合っているんだろう？
「僕には48人ものガールフレンドがおるんやぞ！あ、もちろんAちゃんもだよ♡」
『クズ…』
「ガチトーンは止めて…」
涙ながらによろしく、と軽快に去っていく大先生。もう彼はダメだ、救いようがない。シャオロンも同じことを思ったのだろう、哀れんだ目をしている。
「俺らだけでも絶対に抜けたろな…」
『う、うん…』
ボロボロの廊下を歩き、第3倉庫…もとい我々師団の前にたどり着いた。
ドアを開けようとシャオロンに声をかけたが、返事がない。俯いている…何か嫌な事でもあったのか…？！
『シャオロ「いやぁ〜！辞めるのホンマ心苦しいわ〜〜ッ！」？！』
急に顔をあげ、ドアを勢いよく開けたと思うと変な事を言い出し始めた。
なんだなんだ、本心でも無いことをつらつらと…遂に頭がイカれて…？！
「でもすんませんね団長！！俺の決意は揺らがないんでーー！！」
『流石に敬意を払おう？！し、失礼します！』
頭のイカれてしまったシャオロンの横で90度にお辞儀をすると、ドアの先には昨日と違うオーラが。
「ああいっすよ別に」
「え゛」
驚きのあまり目が点になったシャオロン。
それもそのはず、団長でも無い悪魔があっさりと退団していいと言いはなったからだ。
…誰？
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ちびごん1 - wrwrd96708562さん» 分かります！！！あと、ｽﾞｯｷｭﾝじゃなくてﾄﾞｯｷｭﾝだったのにﾌﾞﾌｫwwwってなるのは俺がおかしいのか？？？あ、俺もあのイラスト好みすぎて最初見たとき気絶しました← (2020年10月8日 0時) (
レス) id: 4fdb0260c0 (このIDを非表示/違反報告)
wrwrd96708562(プロフ) - めっちゃ面白いです!!shaさんのイラストがとても上手で私好みでﾄﾞｯｷｭﾝ()です！更新頑張ってください!! (2020年6月7日 1時) (レス) id: 17b0c69972 (このIDを非表示/違反報告)
風邪薬太郎丸(プロフ) - Umulajさん» 御指摘ありがとうございます、修正しました！ (2020年3月21日 9時) (レス) id: bbe03375a1 (このIDを非表示/違反報告)
風邪薬太郎丸(プロフ) - 涼太さん» 返信遅くなってしまいすみません。フォロー許可は鍵垢のみ承認しておりまして、涼太様のアカウントに鍵をつけていただいてからもう一度リクエストを送っていただけますか？ (2020年3月21日 9時) (レス) id: bbe03375a1 (このIDを非表示/違反報告)
涼太 - シャオちゃんのイラストかわいい！ショッピくんかっこいい…ゾムさんも可愛い…！楽しみにしてます。(あとTwitterフォロー許可オナシャス…名前は涼太でアイコンはオスマンさんです) (2020年3月15日 1時) (レス) id: 31e8340390 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ムコズ太郎丸 | 作成日時：2020年1月25日 12時
