Starting over② (ページ29)

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岸と雪野を見守るSnowMan

目黒｢なんか岸くんとAちゃんって凄いっすね」

向井｢めめ分かるよ、、、何かお互いがお互いをわかってる感じするねん｣

ラウール｢悔しいけど羨ましい｣

阿部｢俺らがすれ違ってた間も岸はずっとAのそばに居てくれたんだもんな」

岩本｢あぁ、岸に感謝だよな｣

佐久間「Aと仲良い岸は普通だったら俺らの事無視したり嫌いになったりするかもしれないのに、普通に接してくれてホント良いやつだよな」

宮舘｢Aがここまでこれたのは岸のお陰でもあるよね」

渡辺｢うん｣

深澤｢岸｣

岸｢あっ！！すんません。皆さんの楽屋なのに長居してしまって｣

雪野｢岸くん今更じゃん｣

岸｢うるせーよ笑｣

深澤｢岸、ずっとAのそばにいて守ってくれてありがとう。これからは俺らがAの事守るから」

岸｢.........。

もうこいつのこと離さないで下さいね｣

深澤｢約束する。｣

岸｢じゃあ俺帰ります！皆さんお疲れ様でした｣

雪野｢岸くんもう帰るの？｣

岸｢あー、俺明日仕事なんだよ。だから帰る｣

雪野｢そっか、、、来てくれてありがとうね｣

岸｢じゃあ失礼します｣

SnowMan ｢ばいばい～｣

岸｢わっかんねえな｣

誰もいない廊下に岸の声が響く。

辛いことがあっても諦めないで必死でやってきて
何があってもSnowManの事を1番に考えてきたA。

果たしてそのAの思いが本当にSnowManに伝わっているのだろうか。

これからはSnowManがAの事を守ると言っていたが本当に出来るのだろうか。

繋いだ手はもしかしたら些細な事がきっかけで離れてしまうかもしれない。
そうなった時に傷つくのはAだ。
もう悲しい思いをするAを見たくはない。
本当にSnowManに任せて良いのだろうか、、、
でもAが受け入れた事なのだから、、、

そんな矛盾した思いが岸の中でグルグルと回っている。