とある歌い手の弟。2 【srr】

#85 ページ38

〜Aside〜


インターホンの画面を見ると、そこにいたのは…


｢え?｣


とても綺麗なお姉さんでした


そ｢誰だったの?｣

｢綺麗な人。鍵開けるね｣

そ｢は?誰なのそいつ。Aの知り合いなわけ?｣


兄さんが何か言っておりますが、解錠します…！


そ｢なにしてるの?リスナーだったらどうするわけ?｣


何か言ってるけど聞こえないふりで…

あ、焦ってるのか兄さんがゲーム止めてこっち見てる

怪訝そうな表情してるなぁ…

そりゃそうだよね


ﾋﾟ-ﾝﾎﾟ-ﾝ


あ、部屋のインターホンが鳴った


｢僕出るね｣

そ｢待って。俺か出るから｣


ゲームを止めて兄さんが向かったけど…

ほんとにリスナーとかだったらどうするんだろう?

僕の方が顔バレしてないのに

こういう所とか“兄さん”って感じするよね


そ｢ほんと誰なんだよ…｣


ﾎﾞｿﾎﾞｿ言いながら玄関へ向かう兄さん

僕も着いていこーっと


そ｢はぁー!?｣


覗き穴を見て声をあげる

その反応が見たかったんだよね


ｶﾞﾁｬｯ


?｢もぉー。開けるの遅いっすよ、そらるさん｣

そ｢なんでお前がいるんだよ、nqrse｣


そこにいたのはJKﾆｺﾗｯﾊﾟ-こと

nqrseさんでした


うーん、nqrseさんってほんと見た目女の人だよね

一瞬僕もリスナーかと思ったもんね

すぐ、nqrseさんか！ってなったけど


な｢おっじゃましまーす！｣

そ｢いや、勝手に入るな。帰れよ｣


我が家にnqrseさん来訪です

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