Case02:薮ちゃん ページ12
あれから2年がたった。
薮ちゃんに、
授業以外で会うことも、
研究室に行くことも、
まして、
それ以外で会うこともなく、
2年が過ぎた。
ずっと、
欲しかったものをやっと手に入れた。
卒業証明証。
今日、私は大学を卒業した。
卒業式の後、
クラスのみんなで開かれる、
パーティー。
かなりの時間が経って、
周りを見計らってるカバンを手にした。
その瞬間、
大貴と目があって。
逃げるようにお店を出た。
一瞬、ドアを開けた時、
声がした気がしたけど、
私はもう早く行きたくて仕方がなかった。
外に出て、
今にも走り出しそうだった時。
大「A!」
ぱしりと、腕が掴まれて、
足が止まる。
「大貴、、」
大「帰んの?」
「あ、うん。
大貴、、、ありがとね。
大貴といた4年間、
楽しかったよ。」
大「、、、行くなよ!」
「え、、」
大「俺は、今でもAが好きだ!」
「大貴、、、私は、」
大「薮くん、2年間待ってたの?」
「どうかな、、
でも、約束したの。
卒業したら、もう一度、
会ってくれるって。」
大「俺じゃないんだな、、、
いつまで経ったって。」
「大貴、ありがとう。
ごめんね。」
もう、それ以上は大貴を見れなくて、
背中を向けた。
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姫(プロフ) - haruさん» 見ました!!返信送らせていただくので見てください〜(;_;) (2018年8月4日 19時) (レス) id: 2c2323ddc3 (このIDを非表示/違反報告)
haru(プロフ) - 姫さん» メッセージ、送りました〜!相当長いので覚悟してください。笑 (2018年8月2日 21時) (レス) id: 95f690e45f (このIDを非表示/違反報告)
姫(プロフ) - haruさん» りょうかいです〜!!気長に待ってます^ ^ (2018年7月19日 23時) (レス) id: 2c2323ddc3 (このIDを非表示/違反報告)
haru(プロフ) - 姫さん» とりあえず、メッセージ送ってみますねー。ちょっと渡せる状態になるまでしばしお待ちくださいー(^ ^) ぜひもう好きなように変えてください!! (2018年7月17日 14時) (レス) id: f0ed0438dd (このIDを非表示/違反報告)
姫(プロフ) - haruさん» haruさんの作品頂けるなんてこちらこそ感謝です、、私のデビュー作になります笑 haruさんにとっての高木くんが私にとっての裕翔くん 並に多分難しいので変えちゃうかもです(;_;) えっと、、どうしたらいいですか?? (2018年7月16日 0時) (レス) id: 2c2323ddc3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:haru | 作成日時:2018年6月24日 22時