奨×温泉旅行 ページ30
與那城奨
奨『来週の土曜、Aちゃんと覚えてる？』
そう電話越しに言うのは私の彼氏、奨くん。
｢うん、ちゃんと覚えてるよ笑｣
奨『もうA忘れっぽいからほんと心配…』
見て見て奨くん
そう言い私は自分のカレンダーをスクショして送る
奨『…お、ちゃんと予定入ってるね！』
なんて喜ぶから
｢私はそこまでおばかさんじゃないです〜｣
そう言い口をプクッと膨らます
奨『…A今絶対口膨らませたでしょ…笑』
奨くんが笑うから
｢…なんで分かったの…！悔しい！｣
そう言うと
奨『Aの考えてることは何でも分かるよ』
奨『だって好きだから』
奨くんはストレートに想いをぶつけてくれる。
そんな所が好きだったりする私
早く来週の土曜日にならないかな…
･
待ちに待った土曜日
朝9時、奨くんが家まで車で迎えに来てくれた
奨『…忘れ物ないね？』
これとこれと…これ持ったね…
なんて1人で私の持ち物点検するから
この人は子供が修学旅行に行く日の朝のお母さんかと
心の中でツッコミを入れる
奨『よし、OK！』
奨『出発しま〜す！』
･
最近流行りの曲をシャッフルでかけて
あ、この曲あのドラマの曲だよね〜
そういえば、この曲私あの時期によく聞いてたな〜
なんて2人で喋りながらドライブ中。
運転している奨くんを見て改めて思うこと
奨くんの横顔ってさ、
ほんと天才なんだよ
沖縄出身だから少し顔は濃いかもしれないけど
ほんとに綺麗なの、正面からでも横からでも。
それにね、サングラスが良く似合う。
運転だって上手いし
この心地良い空気感が私は大好き。
仕事だってすごく出来るし
こんな最高彼氏他に居ないんじゃない？
本気でそう思うくらい、笑
奨『A、眠かったら寝ていいよ？』
奨『今日朝早かったしまだ眠いんじゃない？』
確かにこの温泉旅行が楽しみすぎて中々寝れなかった
だけど奨くんとのドライブ
そんな楽しい時間寝れるわけないじゃん
｢私、奨くんの運転してる姿好き｣
｢奨くんの助手席は私の特等席だもん｣
｢だから、眠くなんてないよ｣
奨『…ふはっ…なんだそれ笑』
サングラスの奥のその猫目が少し垂れるのが分かる
奨『もう〜旅館着いてからすぐ寝たりしないでよ？』
信号待ちのために止まった車
横から奨くんの手が伸び私の頭を撫でる
･
どんな些細な仕草でも
奨くんは私の心をすぐに満たしてしまうんだね
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梓(プロフ) - なぎこさん» コメントありがとうございます😭えええそんなそんな、、嬉しい限りです🥰文章力の欠片もありませんが、これからも読んでくださると嬉しいです💓 (2021年10月21日 1時) (
レス) id: a0c207ee39 (このIDを非表示/違反報告)
なぎこ - 梓さんの作品めっちゃ読みやすくて、話しも面白くてちゃんとファンの人も嫌な気持ちにならない書き方で大好きです！！応援してます！ (2021年10月20日 19時) (レス) id: cf5a864800 (このIDを非表示/違反報告)
MARAYA - 娘さんは名前が真晴(まはる)、東大の4年生(22歳)、美人で優しい、日中英韓4か国語が話せる、ラップが得意、オーディション中もデビュー後もみんなのお姉さん兼通訳、韓国の女性アイドルが大好き、大学を休学し覚悟を決めて挑戦という設定も追加でよろしくお願いします。 (2021年9月8日 20時) (レス) id: 3261107bc7 (このIDを非表示/違反報告)
MARAYA - いつも楽しくお話を読ませていただいております。リクエストですが、奨くんと韓国のオーディション番組でデビューした、期間限定日中韓合同アイドルに所属する娘さんと韓国の番組で共演するお話が見たいです。よろしくお願いいたします。 (2021年9月8日 20時) (レス) id: 3261107bc7 (このIDを非表示/違反報告)
メロン - めちゃくちゃ嫉妬する奨くんの話が読みたいです！ (2021年9月8日 10時) (レス) id: afb4156d2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梓 | 作成日時：2021年8月23日 21時
