居場所* ページ4
机に置かれているお皿の上に乗ったトーストに、温かいスープと食べやすいように軽く味付けしたサラダ
我ながら、料理の腕は悪くないと思う
「うんまそー！！いただきまーす！！」
『あっ、サトシ！そんなに慌てて食べたら…』
喉詰めるよ、と言おうとした矢先
「うぐっ」
はい、言わんこっちゃない
早足でお茶をサトシの方へ持っていく
「ふぅ……サンキュー、A」
『う、うん…そんなに慌てなくてもご飯は逃げないから、ね？』
「そうだぞー？ゆっくり食えよー」
どこに宿泊するか否か、さ迷っていた私に話しかけて来たのが…
この喉詰まらせ男……じゃなくて、サトシ。
「なーなー！お前、俺とポケモンバトルしてくんない！？」とかなんとか言われて
バトルは急すぎたけど…その後に住む場所が見つかったキッカケにもなったから、このフレンドリーさには本当に感謝してる
もう人に迷惑かけないでおこうって思って飛び出してきたけれど
ククイ博士やアローラの人はいい人達ばかりで、結局色々頼ってしまっている
その代わり料理や掃除など、出来ることはちゃんとやるつもりだ
「そうだ、A？今日は自己紹介とかやるから、そのつもりでな！」
『あっ、はい…っ！』
ククイ博士に言われて、コクコクと頷く
今日はポケモンスクールに初めて通う
彼も探したいけど…やっぱり友達とか、憧れるし…？
彼の情報も、もしかしたら掴めるかも。
サトシにも進められて、スクールに行く事を決めた
『…わっ！？』
「あ、こらイワンコ！Aに飛び付くなって！」
考え事をしていたら、飛び付いてきたサトシのイワンコに現実へ引き戻される
「ワンッ！」
『あ、食べ終わったの？じゃあ朝のお手入れしよっか』
これは私の日課。
ポケモン達のお手入れ、リフレなどは欠かさない
やっぱりポケモン達と一緒に暮らすなら、こういう毎日のスキンシップが大事だと思うの
お手入れを終えて、私も身支度をする
『……よし、っと』
母の形見である花飾りで髪をとめて、用意はバッチリ
スクール初日、少しドキドキするなぁ
*…*…*…*…*…
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遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか？素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2019年10月8日 17時) (
レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
零 - んぐっ、、、久し振りに見たら堪える (2018年8月23日 22時) (レス) id: 81b2e2d443 (このIDを非表示/違反報告)
よっしー - 少し中途半端な終わり方でした。でも私もグラジオファンなので、続きをつくって欲しいです！ついでに私もブラッキー使いなので嬉しかったです！ (2018年4月22日 6時) (レス) id: fe14cd9ab0 (このIDを非表示/違反報告)
海零 - なんか中途半端な終わり方だったな〜頑張ってね〜。 (2018年3月12日 21時) (レス) id: 1043ba656f (このIDを非表示/違反報告)
凜(プロフ) - グラジオかっこいい！頑張ってくださいね！ (2018年3月2日 15時) (レス) id: 8f4e5bf045 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れあ | 作成日時：2017年12月19日 1時
