記憶* ページ3
フワッと甘い香りに包まれて、うっすらと目を開ける
また、あの夢を見ていたみたい
『ん……おはよ、エーフィ』
こちらに擦り寄るエーフィの首を撫でながら、横目で時計を確認する
針は6を指していた
私がアローラに来て、まだ１週間もたっていない
…つい最近まで、私はカントーに住んでいた
両親は幼い頃に他界してしまい、今までずっと周りの親戚でたらい回しにされてきた
育ててくれたことはありがたいけれど……あの煙たそうな顔はもうごめんだ
一人暮らしをしようと試みて、ほとんど何の計画性もないままアローラ地方へ逃げ出してきた
なぜここを選んだのかは色々あるけれど…
一番は、幼い頃に出会った彼ともう一度会いたい
向こうは忘れているかもしれないけれど……それでも、一目だけでいいから見たい
それが、まぁ…恥ずかしながら私がアローラを真っ先に選んだ理由なのだ
彼というのは、私が幼い頃に両親と旅行に来たときに偶然出会った少年だ
怪我をしていたイーブイを抱えていたので、軽い応急処置をしてヒールボールを手渡した
それだけ。それだけなのに、なぜかその事がずっと脳裏に焼き付いて離れない
一目惚れ、とかいうやつなのかな
『…朝ごはん、何にしようかな』
何の計画性もなく逃げ出してきた私が、今住んでいる場所。
それは……
「お、今日もAは早いな！サトシはまだ寝てるぞ？」
『ククイ博士、おはよーございます！博士こそ早いですよ？今日は私が食事当番なのに…』
ポケモンスクールの先生でもある、ククイ博士の家だ
*…*…*…*…*…
居場所*→←設定(容姿とか細かいのいらない！って人はスルーして下さい)
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遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか？素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2019年10月8日 17時) (
レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
零 - んぐっ、、、久し振りに見たら堪える (2018年8月23日 22時) (レス) id: 81b2e2d443 (このIDを非表示/違反報告)
よっしー - 少し中途半端な終わり方でした。でも私もグラジオファンなので、続きをつくって欲しいです！ついでに私もブラッキー使いなので嬉しかったです！ (2018年4月22日 6時) (レス) id: fe14cd9ab0 (このIDを非表示/違反報告)
海零 - なんか中途半端な終わり方だったな〜頑張ってね〜。 (2018年3月12日 21時) (レス) id: 1043ba656f (このIDを非表示/違反報告)
凜(プロフ) - グラジオかっこいい！頑張ってくださいね！ (2018年3月2日 15時) (レス) id: 8f4e5bf045 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れあ | 作成日時：2017年12月19日 1時
