貴方の側にいたい。【Ｎ.Kaito】 (ページ16)

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～松田side～

昨日、如恵留くんが俺とまつくに相談してきた

如「明日Aちゃんと買い物に行って欲しい」

っていう内容。

如恵留くん曰く、ベッドとか棚とかの

家具がなくて困ってるみたい。

ということで選ばれたのが松松。

センスのいい2人に選んでもらおうっていうのと

Aちゃんが俺らと仲良くなりたいらしい。

俺も早く話したい。

でもどう接すればいいかな……。

沢山考えて結局いつも通りでいくことにした。

朝起きてリビングへいくとまだ見慣れない後ろ姿

元「七瀬さん！えっと、えっと

おはよう！」

いつも通りの挨拶をすると、七瀬さんは驚いたけど

ぺこりとお辞儀してくれた。

可愛い！

松「元太うるさ～。七瀬さんおはよ！」

同じ時間にけいも起きてきた。

けいにも丁寧にぺこり。礼儀正しい！

何がいい匂いがして、少しのぞくと

いい匂いの正体はパンケーキ

元「うわ！みてけい！パンケーキだ！」

松「それ！思った！うまそ～！」

パンケーキ。本当に美味しそう。

何枚かな？

七瀬さんの昨日のハンバーグも美味しかった。

まだ七瀬さんは慣れてないから

昨日一緒に食べれてなかった。

昨日の分もお礼いわなきゃ。

『……あの、』

松松「「！！」」

とっても小さな声だけど聞こえた。

俺らは耳を澄ます。

頑張って声を出してくれてるんだ。

ちゃんと聞こう

『よかったら、……多めに焼きますか？』

パンケーキいっぱい作れます。

って言って俺らの方を見る。

松「ありがとう！むっちゃ楽しみ！！」

元「でっかいやつで！！けいお皿だそー！」

俺らの楽しそうな表情を見たからなのか

七瀬さんも嬉しそうな顔をしてて、

俺達も嬉しくなった。