貴方の側にいたい。【Ｎ.Kaito】 (ページ2)

今日:3 hit、昨日:3 hit、合計:32,065 hit

2 ページ2

～中村side～

今日はメンバー全員が呼びかけられて、

事務所へ向かった。

社長「あ、来たきた。みんな、

前に7つ椅子あるから座って。」

会議室に入ると、社長が誰かと連絡をとっていて

俺らに気づくと、スマホを置いてそう言った。

宮「お疲れ様です。はい。分かりました。」

社長の言う通りに俺らが座る。

社長の右隣には1つ椅子がある。

誰が来るんだろう……。

社長と他愛もない話をする。

と言ってもちゃかと如恵留くんが

主に返事をしているけど。

社「そろそろ来るわ。

ちょっとみんなに合わせたい子がいて。

迎えに行くからここで待っててくれる？」

宮「はい。わかりました。」

社長が会議室から出ると、

直ぐに元太が話し始めた。

元「ねぇ！誰だろうね！

新しいジャニーズとか？」

如「いや、それだと俺らに会う必要もないよ？」

松「あ、トラジャに新メンバー！」

宮「もう松松で十分だわ。」

七「でもさ、この前さ、シェアハウスの一室を

掃除するように言われたじゃん。それでしょ」

そう。俺たち7人はシェアハウスをしてる。

理由は簡単。

何かと都合がいいから。

ただそれだけ。

事務所に言われて住んでるけど確かに

都合はいい。

メンバー全員集合の時は

こうやってみんなで来れるし。

7人の内、過半数はよく遅刻するからね。

ほんと、迷惑だよ。

……まぁ、俺もなんだけど。

皆が色んな考察を話す中俺はお茶を飲む。

正直どうでもいい。

俺はとりあえず帰ってゲームがしたい。

せっかく最近ゲームが発売されたのに、

この待ち時間があるなら

ゲームを持ってこればよかった。

社「お待たせ～！…ほら、入って！」

でもまさか、あの子が来るなんて

思っているはずがなかった。