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〜そらるside〜



落ち着きを取り戻した彼女は

俺の大好きな絵師のtotoさんだった。


totoさんの絵は俺の好みの絵柄ドストライク。

こんな素敵な絵を描く人。

どんな人なんだろうなんて考えていた。


そしたらtotoさんは凄く可愛い人だった。

顔がお人形さんみたいに可愛くて綺麗だった。


俺は思わず友達になってほしいなんて言った。

そしたらAは目をキラキラさせて頷いた。

…かわいい。




俺はやはり気になって仕方がないしいずれ聞くことになるだろうから

いっそのこと早く聞いてしまおうと思い

Aに質問をした。



そ「……耳は、いつから……?」

少し顔を曇らせてからAは話してくれた。





『…高校1年の夏頃にね。

いつも通り学校に通っていつも通り家に帰ったの。

家が見えた瞬間。

私の家は





___爆発したの。』


そ「……。」


『放火犯の仕業らしくて火を放った所からなんらかの原因で爆発したんだって。

凄く大きな音で。

私ももう少し早く帰ってたら爆発で死んでたよ。

そこで私は家族を失った。

その時から耳鳴りが始まってみんなの声や音が聞こえなくなった。

爆発の音が原因だって言われた。

補聴器が必要になって。

補聴器をつけると多少は聞こえるようになった。

けど十分に人の声が聞き取れなくて

いつのまにか友達がいなくなってた。

学校を辞めて残ったお金だけじゃ足りなかなるから絵師を始めたの。


まだ最初は売れなくて絶望的だった私が見つけたのが

そらるって言う歌い手。』


そ「…俺?」

『うん。

耳が不自由になってから初めてこんなに聞き取りやすい声だったの。

それからはライブは耳鳴りが酷くなるから行けなかったけど

生放送とかもずっと聞いてたの。


それでそらるさんという存在ができてしばらくたったら


そらるさん…彼方くんに出会えたんだ。』



そ「そんだったんだ…Aは頑張ったんだね。」

『……うん。頑張った…』


そ「……偉いね。」

『…ぅん…ん…うぅ』


涙を流すAを抱きしめ優しく頭を撫でた。

そ「…ふふ。俺の声聞き取りやすい?」


『…うん。凄く。普通こんなにお喋り出来ない。

…それと心地いい。』


そ「そっか。よかった。」

ニコッと笑うAにどきっとした。


さっきも思ったけど







.





____俺。Aが好きになっちゃった。

○→←そらるさん



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ちょこ - とてもよかったです!その後話が欲しい! (2019年12月1日 22時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
華恋(プロフ) - のぞみさん» ありがとうございます!! (2019年5月17日 23時) (レス) id: bb8f384864 (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ(プロフ) - はじめてコメントさせていただきました!そらるさんのあんまり見かけなかったから、読ませて頂いたら好きになりました。続編期待です!!! (2019年5月17日 22時) (レス) id: b153d7ff0a (このIDを非表示/違反報告)
華恋(プロフ) - 超さん» いやwwwwそんな夢小説あったらちょっとカオスwwww (2019年5月10日 21時) (レス) id: bb8f384864 (このIDを非表示/違反報告)
- タイトルからしておばあちゃん夢主かと思いました…! (2019年5月10日 20時) (レス) id: 34c6850699 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:華恋 | 作成日時:2019年5月8日 20時

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