そらるさん ページ7
『そ、…そらる…さん？』
思わずいってしまって慌てて口を抑えるが
もう遅い。
そ「……リスナー？」
…確かに私はリスナーだが…。
イェスと言ったら恐らくただの迷惑なリスナーになってしまう。
ここはいっそのこと私の事を教えてしまおう。
『あ…ごめんなさい…そらるさんのリスナー…ですけど……
信じてくれるか分からないですけど…
一応
totoって名前で絵師してます。』
そ「え！？！？totoさん！？」
思ったより驚かれてこっちも驚く。
信じてもらうには……
あぁ。そうだ。
『えっと…これ。私のアカウント…』
そ「うわぁ…ほんとだ…すげぇ…性別も分からなかったtotoさんと会えるなんて…」
キラキラした目で私を見てきて少しこそばゆい。
そ「…え、えぇ…本物…？」
そらるさん。それは私のセリフです。
そ「…あ。俺、一ノ瀬彼方って言います。彼方でいいです。」
え？
『私に本名教えちゃっていいんですか…！？
晒されたら…』
そ「え？晒すんですか？」
『いや。晒しませんけど…』
そ「なら大丈夫。……それにtotoさんと……
仲良くなりたい…なんて。」
…何それ反則。
自分の顔に熱が集まったのが分かった。
『……私は中条Aです。呼び方はお好きなように…』
そ「……あの…
タメで話さない？」
あのそらるさんとタメで！？！？
『いやいや…！そんな申し訳ないこと…！』
そ「俺はタメで話したい…………というより友達に…
だめかな？」
『と、友達…？』
私に友達という存在はここ数年いなかった。
数年というより10年はいないだろうか。
そんな私にとってとても嬉しい言葉をかけられて
私は断る理由がなかった。
『…友達……なる。…彼方くんよろしく…！』
私は精一杯笑った。
これは作り笑いじゃなくて本当の今の気持ち。
そ「……うん。よろしくね。A」
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ちょこ - とてもよかったです！その後話が欲しい！ (2019年12月1日 22時) (
レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
華恋(プロフ) - のぞみさん» ありがとうございます！！ (2019年5月17日 23時) (レス) id: bb8f384864 (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ(プロフ) - はじめてコメントさせていただきました！そらるさんのあんまり見かけなかったから、読ませて頂いたら好きになりました。続編期待です！！！ (2019年5月17日 22時) (レス) id: b153d7ff0a (このIDを非表示/違反報告)
華恋(プロフ) - 超さん» いやwwwwそんな夢小説あったらちょっとカオスwwww (2019年5月10日 21時) (レス) id: bb8f384864 (このIDを非表示/違反報告)
超 - タイトルからしておばあちゃん夢主かと思いました…！ (2019年5月10日 20時) (レス) id: 34c6850699 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華恋
| 作成日時：2019年5月8日 20時
