年の差恋愛③🖤 (ページ2)

今日:1 hit、昨日:12 hit、合計:68,330 hit

3-② ページ2

「ただいま〜あ〜疲れた」

「おかえり〜蓮」

私はいつも通り出迎えた。

話を切り出すタイミングは夕飯の後か

お風呂を済ませた時かな。

「コレ、めっちゃ美味いね〜A作ったの？」

「そうだよ〜気にいってくれて良かった♡」

私は夕飯の後は切り出せず、お風呂の後にする事に。

「ねぇ、蓮…ちょっと話があるんだけど」

「ん？何？話って？」

「改まってちょっと…」

「うん、どうした？」

「ここからは真剣に答えて欲しいんだけど」

「蓮、私とこれからどうなりたいと思ってる？」

さっきまで笑顔だった、蓮の表情が変わった。

「どうなりたいって…これからもAと一緒に…」

「違うよ！！私が聞きたいのはそういう事じゃ…」

「えっ？A…」

思わず柄にも無く声を張り上げてしまった。

「蓮は…私との事は考えてないの？」

「Aとの事は考えてるよ…」

「じゃあ何を考えてくれてるか言ってみて」

「えっ？だから…その、、なんていうか」

「ごめん、うまく言えない」

「そうか…蓮にとって私はそんな程度なんだ」

違う…そんな事言いたかったわけじゃない…。

そんな困った顔しないでよ…余計辛くなるじゃん。

私は沈黙に耐えられずその場を離れた。

蓮とぶつかったのはこれが初めてだった。