捨てられた私に愛を【ツイステ】【アズール・アーシェングロット】 (ページ1)

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プロローグページ1

～ミドルスクール～

私はクラスでカッコいい男の子に惚れた。

男の子は昔誰かに助けられた、と言っていた。

それは私の妹だ

私は”契約“して陸の世界に来た。

髪と目の色素と交換に…

髪も目も老いたように真っ白、皆私を醜いと言った。

男の子は声だけ覚えているといったが、私と妹は声が似ていたため
晴れて付き合うことができたが、1ヶ月後にはクラスの皆に

「〇〇君を騙して付き合ってたんだってアイツ。」

「でもあの子の妹と付き合ってるなら仕方ないというか、良かったと思うよね。」

「アリエルは美しいものね。」

「ユニーク魔法も気持ち悪いしね」

そんな声が私の耳に入ってきた。

アリエルも私も王族だけど、私は家族と縁を切った。

罪滅ぼしに私は捨てた。

というか”捨てさせられた“

白い長い髪を短く、

気に入ってたピアスを、

仕舞いには、女も捨てた。

心を男に

体は女のままだけど。

そしてあの日私は

家の前に、

黒い馬車が迎えに来た。

そこからの記憶はあまり無い。