『急展開』その１ ページ6
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[はあっ…はあ……｡確かこの辺に飛んでいったような…;;;]
無我夢中で走っていると公園に辿り着いた。
まだそんなに暗くないのに、辺りに人が誰もいない｡
[Σっあ!!いたっ泥棒カラス!!]
周りを見渡すと、滑り台の一番上にさっきのカラスを見つけた。近づいてカラスから袋を取り返す。
どうやら中身は無事だったようだ。
[…はぁっ…良かったー。よし､じゃあ帰るか]
踵を返すと少し遠くの空に変な黒い円形の何かが見えた｡
((ズズズ…
((ドシーンッ
《ギュイーン…》
[………わお｡]
黒いとこから何かでっかい白いのが出てきた。
新手のマジックか、怪奇現象か…それとも………
[ΣΣΣ近界民っー!!!???;;;]
急な展開過ぎて状況判断がかなり遅れたが、とりあえず急いで逃げる。
((ピー……ドカーンっ
[Σわあぁっ!?]
そいつは俺の方を向いて、目みたいなとこから何か出してきた｡
俺はギリギリ避けたが、爆風で飛ばされた。
背中を木にぶつけて、痛みが走る。
[っつ………小次郎､貴志っ大丈夫かっ!!??;;]
２匹ともポケットの奥に隠れて出てこないが、小刻みに震えているので怯えてるのが分かる。
ふと左手を見ると、持ち手部分だけになったコンビニの袋が目に入った。
[あれ､中身は……??…まさかっ…さっきので…;;;]
嫌な予感がしたのでさっきまで俺がいた方向を見てみると、公園の遊具や近くの建物が粉々に壊れていた。
[Σうええぇぇえっ!!??
ΣΣちょっ､な､なんだよあれっ!?破動砲レーザーっ!!??;;;]
もう完全にパニックだ。
《ギュイー…》
そんな俺に構いもせず、近界民は俺の方を向いた。
目が光って、さっきのを再び撃とうとしているようだ。
[やばっ……;;;]
動けない。手足がいうことをきかない…恐怖で頭が真っ白になった。
???｢伏せろっ!!｣
[っ]
聞こえた声に、反射的に目をつむり体を小さくする。
((ザシュザシュっ…ドンッ!!
[…っけほ…こほっ]
土煙がすごくて視界が良くないが……俺は誰かに助けられたということだけは理解できた…。
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platinum.wolf - 自分も書いていて何度か思いましたｗｗｗコメントありがとうございますっ(＊´ω｀)頑張ります!!!! (2015年7月5日 11時) (携帯から) (
レス) id: e1623afd53 (このIDを非表示/違反報告)
綺羅 - 不幸すぎるwwwww戦国BASARAの黒田官兵衛みたいwww更新がんばって下さい！(￣^￣)ゞ (2015年7月5日 2時) (レス) id: eed97d8b77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：platinum.wolf | 作成日時：2015年7月2日 21時
