導き14 ページ16
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あれから宴が開かれ、皆で飲んで食って状態だったが中心にいるのは勿論Aであちらこちらからの質問責めにあっていた。
あの日何があったのか？
どうしてたのか？
何で能力者になってるのか？
そう言ってる向こうでベックがまたお金を数えている。
前にもこんな光景みたような・・・。
『前も今回もベックはなんで皆からお金をもらってるの？』
「お頭がAを手篭めにしたかしてないかの賭けだ。」
『てごっ？！』
「今回はタイミング悪かっただけだろ！
海軍来なかったらヤッてただろ！！！」
「結果は結果だ。潔く諦めろヤソップ。」
『なんて内容で賭け事してるのよ？！
私を賭けにしないでよ！！！///
緊張したんだから、、、。』
Aに聞こえないぐらいの声量で「え。かわ。」などザワザワするのに、Aは別解釈したのか顔を真っ赤にして顔を膨らませる。
『何よ？！何か悪いの？！』
「いや、悪くねぇけどな。」
「ていうか、この2年で感情しっかり出すようになったな。」
青雉のお陰か？
バリン、という音に皆がそちらを見れば表情の読めないシャンクスがグラスを握りつぶしていた。
慌ててAが向き直り手を握る。
『何してるの？！怪我は？！・・・大丈夫そう。
よかったぁ。』
しかし変わらずシャンクスから反応はなく不思議に思えば段々と眉間の皺が増える。
『シャンクス？』
「・・・Aは。」
『ん？』
「Aは青雉について行かなくてよかったのか？
危ねぇとこ救われたし、何より俺らより付き合いが
長かったろ。
実は本命はあっちじゃねぇのか？」
衝撃の発言に甲板が静まり返る。
同様に固まっていたAも段々と言われたことを理解すると眉間に皺を寄せシャンクスを睨む。
しかし変わらずシャンクスはAを見ない。
その赤髪に、横にいたホンゴウの酒を奪ってぶっかけた。
「「「「 っ？！！！ 」」」」
髪からポタポタと落ちる酒にシャンクスは目を丸くし、
状況を理解すると驚いた顔のままAを見上げれば彼女は涙を浮かべこちらを睨んでいた。
『っ、私がどんな思いで、、、！』
我に帰りAの腕を掴もうとすれば払われ、彼女は甲板から船室へと向かう。
「Aっ、」
『来ないで。』
背を向けたこちらを見ない彼女にシャンクスは自分の発言の失態の大きさに気づく。
『・・・バカみたいっ。』
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すまま(プロフ) - かほさん» コメントありがとうございます！こちらは頭を使うシーンが増えてきて体調に響くので、能天気な別作作りました。もしよければ見ていってあげてください(^o^)頑張ります！ (2022年11月8日 1時) (
レス) id: 6277eb3c9f (このIDを非表示/違反報告)
かほ(プロフ) - こんにちは！いつも小説楽しく読ませていただいてます。体調お大事にしてください！ (2022年11月8日 0時) (レス) @page44 id: c59ea93e25 (このIDを非表示/違反報告)
すまま(プロフ) - michiruchiru091さん» コメントありがとうございます！静かで儚いなんて、最高の褒め言葉です( ；∀；)ありがとうございます！REDの回を書いた後に再度映画館に行き、シャンクスへの愛を更に盛り込もうとしていたのですが、無念です( ；∀；)これからも頑張ります！ (2022年11月7日 21時) (レス) id: 6277eb3c9f (このIDを非表示/違反報告)
michiruchiru091(プロフ) - すすまさん初コメ失礼します。実は投稿の1作品目から愛読しておりまして影からこっそり応援させていただいてました…！ほんっっとにこのすすまさんの夢小説は静かで儚い感じがして愛してやまないです。更新はいつまでも待っているのでお体を大切にしてください。 (2022年11月7日 12時) (レス) id: dad14dc75d (このIDを非表示/違反報告)
すまま(プロフ) - けーきにとびこみたいさん» コメントありがとうございます！面白いだなんて( ；∀；)ありがとうございます！これからも頑張りますね(^o^)v (2022年10月13日 22時) (レス) id: 6277eb3c9f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すまま | 作成日時：2022年9月30日 9時
