初めての涙 ページ29
わぉ…もう月曜日か…早いなぁ…
さて、早く学校に行かないと。
…あっ危ない忘れてた、完全にメイド服の存在忘れてた。
これ持って学校に行かなきゃ行けないのは辛い。
絶対こんな大きな袋持ちながら登校してたら周りから変な目で見られるに決まってる…！
まあ元々変な人なんだけどね()
さーって！行きますか〜！
最近推しが学校に転校してきてからというもの、学校が珍しく楽しみになってきた。
面倒な勉強も自ら集中して受けれるようになったし…
やっぱり推しの力はすげぇや…
ー数十分後ー
さて…教室の前に来てしまいましたぜ…。
きっとこの大きな袋の中にメイド服が詰まっている事はきっと誰も予想出来ないでしょう…
ｶﾞﾗｯ
｢ｵﾊﾖｳｺﾞｻﾞｲﾏｽ…｣
やべっ。陰キャパワーが発動してしまった。
朝教室はいる時めちゃくちゃ声が小さくなる現象。
…ていうかこのメイド服どこに置こう。
ロッカーだと小さすぎて入らないし横のフックだと短すぎる。
ここは廊下に置いておくしかないな…
…うん？何やら賑やかな陽キャの声が聞こえてくる…
あの茶髪にツインテール…間違いない…アイリだ…
オマケにカナコまで付いてやがる…
あー頼むから話しかけないでそのまま通り過ぎて！空気だよ！私は空気っ！
水蒸気と貸す空気だから…！！
アイリ｢あっ！Aちゃん！この前はありがとね〜｣
カナコ｢ちゃんとメイド服買ってくれたー？｣
｢あ、う、うん！これぐらいのでいいかな…？｣
まあちゃんと買ってきたし、万人受けするようなシンプルスタイルのものだ。
きっと気に入ってくれるはず。
アイリ｢な、なんか…Aちゃんっぽいセンスだね…｣
カナコ｢えー…私もっとピンクでフリフリしたやつが良かったー｣
アイリ｢もーカナコ〜！私もそう思ったけど今言っちゃダメじゃ〜ん！｣
カナコ｢アハハッ！ごめんごめ〜ん｣
アイリ｢次からは私達がやるわ！まあありがと〜｣
…は？
…なんで。
なんで、私が責められるの？なんで私が嫌な顔されなきゃいけないの？
頑張って買ってきたのに。
毎回苦労ばっかり押し付けてきて。
…悔しい。
あ、だめ、今ここで泣いちゃ…皆に嫌われる…変な目で見られる…
っ…１回落ち着こう…
朝なら屋上…開いてたよね…なら…！
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チェシャ猫(プロフ) - 初めまして！偶然この作品が目に止まり読ませて頂いたのですが、凄い面白かったです！私は歴代ボスの中でアカギ様が好きなのでアカギ様の絡みがもっと見れたらいいななんて思ったりしちゃいました💦 (2022年1月23日 19時) (
レス) @page10 id: c0525acea7 (このIDを非表示/違反報告)
鯖の味噌煮。(プロフ) - abcさん» abcさんありがとうございます！帰ってきました！ (2021年5月2日 19時) (レス) id: 7124653223 (このIDを非表示/違反報告)
abc(プロフ) - わあああおかえりなさああああい！！！ (2021年5月2日 18時) (レス) id: 7cb8798e17 (このIDを非表示/違反報告)
鯖の味噌煮。(プロフ) - 霧雨柊月さん、コメントありがとうございます！嬉しい限りです...！ (2021年4月30日 18時) (レス) id: 7124653223 (このIDを非表示/違反報告)
霧雨柊月(プロフ) - おかえりなさい！！主様のペースで大丈夫ですので、これからも頑張ってください！応援してます(* ´ ▽ ` *)ﾉ (2021年4月30日 1時) (レス) id: 429b5b0a60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鯖の味噌煮。 | 作成日時：2019年9月22日 14時
