・ 王様ゲーム2 ページ33
西畑side
あー、何で当たってもないのにこんな恥ずかしい思いせんといかんの！
みんなが自分のくじを見終わったのを確認して、お決まりのセリフを言う。
西畑)王様だーれだ！
大西)はーい！
流星が勢いよく手を上げた。
やった！
女子と流星と謙杜とは、ダイニングルームに向かう途中の話し合いで、
王様になったらミッションが達成できるような命令にする約束をしたから、番号さえ当たればミッション達成できる。
大西)んーとね、、えーと、、はい！決めた！
6番が4番にバックハグして、耳元でなんかキュンキュンできるような言葉を言う！
よかったー！
私は2番。てか、流星、追加で命令してるやん。
耳元で、とか、、やばぁ。。
番号当たってたら激アツ案件やで。
・・・6番と4番誰や？
藤原)あー、もう、最悪や……
しばらくの沈黙の後、丈くんが嫌そうにくじをポイってやった。
え？丈くんやん！
もう一人を探すためにもう一度みんなを見ると、
顔を真っ赤にして下向いてるはっすんがいた。
西畑)はっすん？番号見して？
大橋)え？あ、、、
長尾)ちょっーと失礼しまーす。
……はい、和葉先輩4番でーす。
大橋)もう嫌や〜泣
丈橋来たー！！
ん？でも、、
はっすん４番てことは、、はっすんがバックハグされる側？！
藤原)大橋かよ……
丈くんの耳がちょっと赤い。
尊い……のはええねんけど、これじゃミッションは達成出来ひんな。
まぁでも、西畑、はっすんがバックハグされてんの見たいからええわ。
藤原side
ヤバイ。大橋にバックハグはほんまにやばい。
でも、、王様ゲームやし。
こんなことない限りバックハグなんかせえへんし。
大西)じゃ、お願いしまーす！
藤原)はぁ……
覚悟を決めて大橋の後ろに行って、膝立ちになる。
藤原)行くで？
大橋)……うん、、
めっちゃうつむいてる大橋を後ろから抱きしめる。
大橋を後ろから抱きしめたのは、、
めっちゃ昔の、まだ一生大橋に告らんって決意する前以来や。
あん時は、王様ゲームやなんかじゃなくても気軽に大橋に触れれてたんやけどな。
ぼーっとしてたら流星に怒られた。
大西)丈くん、早くなんか言ってください。じゃないと和葉先輩茹で上がっちゃう。
藤原)茹で上がる・・・？
大橋の顔を後ろから覗き込むと、大橋の顔は真っ赤で、確かに茹で上がりそうやった。
・・・可愛いな、こいつ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 182人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
にみ - 凌雲さん、教えていただきありがとうございます！外すの忘れてました。。。すみませんでした！ (2022年1月28日 15時) (
レス) id: 95053ffab6 (このIDを非表示/違反報告)
凌雲(プロフ) - オllりiフ……ら／は外しましょう。二次創作以前にnmmnですから(๑•̀ㅂ•́)و✧ (2022年1月27日 22時) (レス) id: 8ad4620f27 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：にみ | 作成日時：2022年1月26日 23時
