君のトリコ�� ページ8
桑原｢ヤンから、かんっわいーAちゃんにプレゼントだよー！｣
多田｢チョコ美味しかったで。ほんまありがとう｣
井尻｢今年も最高のバレンタインやったわ｣
河井｢また来年も楽しみにしてるから、Aちゃんも来年のお返し楽しみにしててな｣
先輩は同期同様とにかくAを追いかけまくる。
こんなん言うたらあれやけど、皆アラサー(あ、河井さんはアラフォーか)とえぇ年やのに他の相手を見つけようとせずAを諦めようとしない。
九条｢よしもと入ってから俺ずっと幸せです！｣
濱田｢Aさんがいてくれて本当に良かったです｣
粗品｢あなたがおらんかったら俺は何の成長もありませんでした｣
後輩は遠回しやけどAに真っ直ぐな気持ちをぶつける。
立場上Aをモノにするんを諦めてるけど｢好きな気持ちだけは…｣って感じやな。
なんでか後輩のこういうとこ、ほっとけんのよなぁ…。
ゆりやん｢Aさーん、東京で見つけた美味しいお菓子どうぞー｣
岩倉｢良かったら大林さんと子ども達と食べて下さい｣
麗｢Aさん好みお薦めのスイーツ持って来ましたー｣
熊元｢私もお菓子とお薦めの映画DVD差し上げまーす。DVDはちょっと内容が内容なんでお一人で、もしくは大林さんと見て下さいねー｣
『わぁっ、全部可愛い！ありがとう！』
女性陣はAを先輩として見つつ色んなモノを共有し合う仲の良い女子仲間みたいに接している。
Aが平等に皆を受け入れるし、皆もAをおばさん扱いせず受け入れるからえぇ関係になるんやろな。
大林さんのモノになってもたとしても、皆が皆Aを独り占めしたいんや。すごいなA。
…俺は30年以上一緒やのにそうなったことは一回もないけど。
横山｢皆ほんまAに夢中なんすね｣
多田｢当たり前やろ！｣
木崎｢あんな素敵な子誰だって手に入れたいと思うやろ！｣
桑原｢Aちゃん以上の女の子なんかもうおらんし！｣
粗品｢女神が人間に姿を変えて地上に舞い降りたような人やんな｣
岩倉｢そうそう！｣
濱田｢僕は声と性格しか分からへんけど、きっと内面の綺麗さも外見に出てるんやなって思いますもん｣
稲田｢皆で大林さんから奪ってもえぇんちゃーん！？｣
大林｢アホ！！誰が渡すか！！Aは俺の女じゃ！！｣
横山｢……はぁ、なんやこれは｣
…よく分からん流れでA争奪戦が始まった。
とにかく皆Aの虜なんやな。
それだけは分かった。
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作者名：コッティ | 作成日時：2019年3月9日 23時
